グローバル科目群 Global Courses
グローバル科目群
- グローバル科目群とは?
- 履修ステップ・語学要件
- COIL(海外とのオンライン協働学習)
- COIL Plus プログラム
- KU-EOL
- 教室配信授業
- CLIL(日本語も適宜活用しつつ行う内容と外国語の統合学習)
- 履修相談
グローバル科目群とは?
海外からの留学生と共に、英語“で”学ぶ科目
グローバル科目群は、グローバル化社会で活躍できる人材育成を目的とした科目群です。
専門分野を英語で学ぶ「グローバル・フロンティア科目」と、語学力アップ及び海外留学準備に役立つ「留学準備スキルアップ科目」の2種類を設置しています。授業はすべて英語で行われ、留学生とともに受講し、関大にいながらまるで海外にいるかのように英語学習・国際交流ができます。語学レベルと目的に合わせて科目を選択することが可能です。
※所属学部・年次によって、卒業所要単位の算入方法が異なりますのでHANDBOOKを確認してください。
「留学準備スキルアップ科目」
海外留学に関心のある学生や、英語資格取得を目指す学生に向けて、 英語でのコミュニケーションスキルやアカデミックスキルを高める科目がラインナップされています。
留学プログラム出願への準備として、また実際に留学先で英語開講授業を履修する準備として効果的です。
また、学部・学年を超えて留学を目指す学生同士のコミュニティ形成の場にもなっています。

こんな人におすすめ!
- 英語でのコミュニケーション力を伸ばしたい
- 異文化への理解を深め、コミュニケーション能力を身につけたい
- 留学を目指している
- 英語でのアカデミックスキル(書くスキル、ディスカッションスキル、発表スキル、等)を身に着けたい
- 英語を基礎から丁寧に学びたい
「留学準備スキルアップ科目」一例
- TOEFL/IELTSを通した英語学習Ⅰ・Ⅱ
- 留学のための英語スキルアップ
- Foundation for Academic English
- Academic Writing Practice
- Academic Discussion and Debates
- Presentation Skills
- Understanding Cross Cultural Communication
- Global Awareness I・II
科目一覧は「KUGF Course Guide」 からご確認ください。
STEP1) GTEC 180未満、TOEFL ITP 430未満、TOEFL iBT Test 40未満、 TOEIC (L&R) Test 375未満、英検準2級未満、IELTS 4.0、CEFR A2相当を推奨
STEP2) GTEC 180以上 260未満、TOEFL ITP 430以上 505未満、TOEFL iBT 40以上 60未満、TOEIC 375以上580未満、英検準2級および2級、IELTS 4.5、CEFR A2-B1相当を推奨
※科目によって目安は異なります。詳細はページ下部の「履修ステップ・語学要件」をご確認ください。
「グローバル・フロンティア科目」
8つの分野(モジュール)が設定され、英語で専門分野を学習する科目がラインナップされています。
「グローバル・フロンティア科目」に属する科目は、海外からの留学生も多数受講するため、一定の英語力を備えた関大生が留学生と共に学びます。
基本的な英語アカデミックスキルを活用し、より専門的なテーマで、留学生とディスカッションやグループワークを行います。

8つのモジュール

こんな人におすすめ!
- 英語でのアカデミックスキル(書くスキル、ディスカッションスキル、発表スキル、等)を実践的に習得したい
- 英語で学ぶ環境に身をおき、留学での学習環境・授業スタイルを体験したい
- 留学後、さらに英語力・専門性を高めたい
- 様々な国の学生と協働し、グローバルに活動できるコミュニケーション力を高めたい
「グローバル・フロンティア科目」一例
- Business for SDGs
- Japan in International Affairs
- Contemporary Gender Studies
- Introduction to Applied Science
- Environmental Biology
- Food Safety
- Japanese Philosophy and Thoughts
科目一覧は「KUGF Course Guide」 からご確認ください。
STEP3) GTEC 260以上、TOEFL ITP 505以上、TOEFL iBT 60以上、TOEIC 580以上、英検準1級以上、IELTS 5.5、CFER B2以上
※科目によって目安は異なります。詳細はページ下部の「履修ステップ・語学要件」をご確認ください。
履修ステップ・語学要件
グローバル科目群の各科目には語学要件が設定されており、自分の英語レベル・目的に応じて科目を選択することができます。入学時のプレイスメントテストや、自身の現時点の英語運用能力の目安から、どの科目をいつ履修すべきか確認しましょう。「留学準備スキルアップ科目」「グローバル・フロンティア科目」の内容や科目選択について質問・不安のある方は国際教育支援室にご相談ください。
※語学要件を満たしていなくても履修することは可能です。是非チャレンジしてください。しかし、履修希望者が授業定員を超過した場合は、語学要件内の学生から優先的に履修が認められます。
履修ステップ

受講者の声
外国語学部 受講時1年生
【受講科目】
- Marketing in Japan
- Critical Thinking for Social and Global Issues
- International Business for Entrepreneurs
2年次から始まる留学に向け、英語で行われる授業に慣れておきたいと思い履修しました。授業ではビジネスなど専攻以外の科目を学ぶことができ、英語力以外のスキルも同時に得ることができたと感じています。また留学生と仲を深めるきっかけにもなり、彼らのもつ発言力や豊富な知識量から多くの刺激を受けることができました。
人間健康学部 受講時2年生
【受講科目】
- Presentation Skills
- TOEFL/IELTSを通した英語学習II
- Cross-Cultural Competence
初めて履修した「Presentation skills」は、高校までの「英語を学ぶ」授業とは全く違い「英語で学ぶ」難しさを知りましたが、同時にその楽しさを教えてくれた科目でもあります。先生から「あなたの英語ではなく、あなたの意見が聞きたい」と言われ、完璧な英語じゃなくても自分の意見を言う大切さを学びました。
COIL(Collaborative Online International Learning:海外とのオンライン協働学習)
COILとは、ZoomなどのICTツールを用いて国内にいながら海外の学生達とオンラインで連携し、さまざまな分野のプロジェクトに取り組む学習方法です。異文化理解や異文化間コミュニケーションスキルの他、学生中心の課題解決型学習(PBL)により、メディア・リテラシーやチームワーク・スキルなど様々なスキルを身に着けることができます。本学では、一部のグローバル科目でCOIL型授業を取り入れています。海外への渡航が難しい“Withコロナ”の時代に学生生活を送る関大生にとって、COIL型授業は海外の学生と繋がる貴重な国際共修の場となっています。


※COIL型授業を導入する科目の詳細は
「KUGF Course Guide」
をご確認ください。
※パートナー大学との調整により、実施科目が変更される可能性があります。
グローバル科目群 受講者(留学時:文学部1年次生)の声
「Cross-Cultural Competence (現名称:Understanding Cross-Cultural Communication)」(COIL型授業)を受講
自分の視野が広がる発見や新たな知識に出会える!
この講義を受けようと思ったきっかけは、夏休みに短期(12日間)の海外研修(KUGF Field Study、渡航先:台湾)に行き、英語にたくさん触れることができたので、帰国後も英語を使う機会を増やそうと思ったことです。講義では、イランの学生とオンラインで一つの課題を作成し、なかなかコミュニケーションが取れず苦労したことも多かったですが、お互いの文化や価値観を知れたことがとても印象的でした。
英語を使うきっかけになるだけでなく、自分の視野が広がる発見や新たな知識に出会えるはずなので、ぜひCOIL授業の受講をおすすめします。
COIL Plus プログラム(単位認定型短期プログラム)
COIL Plus プログラム(単位認定型短期プログラム)とは、「グローバル・フロンティア科目」でCOIL型授業を導入する科目を1学期間履修し、その後の夏休み・春休みに短期留学をするプログラムです。関西大学での科目履修と海外での学習を連動させ、海外大学の学生と約半年にわたってオンライン・対面で共修します。
POINT
- 1学期間COIL型授業で特定のテーマを学習した上で、海外での研修を行う
- 共修する海外大学の学生とオンラインだけではなく、実際に対面で交流できる

COIL Plus導入科目一例(2019年度)
- KUGF Field Study (Global Awareness I) + 海外研修 inニューヨーク Fashion Institute of Technology(FIT) ファッションとビジネスに関するフィールドワーク実施
- KUGF Field Study (Global Awareness II) + 海外研修 inハワイ University of Hawaii・ Kapiolani Community College SDGsに関するフィールドワーク実施
COIL Plus プログラム参加者(留学時:環境都市工学部1年次生)の声
「KUGF Field Study(Global Awareness Ⅰ・Ⅱ)」を受講
COIL型授業→短期留学のおかげで英語能力が格段に向上した!!
「KUGF Field Study(Global Awareness Ⅰ・Ⅱ)」は、COIL Plusプログラムの一環として15回のCOIL授業と短期留学がセットになったものです。
授業ではSDGsをメインに学習し、1つの社会問題に対して様々な角度から解決策を導き出す力をつけました。私は英検2級を取得していましたが、全て英語で行われる授業内容を理解するまでに最初は時間がかかっていました。でも、分からないところがあればその都度質問をすることで、授業に置いていかれることはありませんでした。授業内のCOIL活動では、留学予定であるハワイ大学の学生たちの価値観や文化の違いに驚かされたことが印象に残っています。このCOIL活動のおかげで、短期留学中も現地の学生は私たちの英語のレベルに合わせて話をしてくれましたし、毎⽇英語を聞くので必然的にリスニング⼒が上がり、プログラムが終了する頃には学生同⼠の⽇常会話も理解することができるようになっていました。
KU-EOL(Kansai University Engaged/Exchange Online Learning)
グローバル・フロンティア科目(共通教養科目グローバル科目群)のうちの対象科目をオンラインで受講し、海外の学生と共に協働学習型活動を行う、インタラクティブな授業科目です。
関西大学の海外パートナー大学の学生がリモートで参加します。日本にいながらにして、世界各国の学生と共に意見交換や価値観共有、異文化理解を培うことができます。自分を大きく成長させるチャンスです!
こんな人におススメ!
- 留学を考えている
- 気軽に国際交流がしたい
- 英語でのコミュニケーション能力をアップさせたい
対象科目はこちら

教室配信授業
各キャンパス設置されているGlobal Smart Classroom(GSC)を活用し、各キャンパス同時配信で授業を行います。対面+オンラインの授業形態で、キャンパスの垣根を越え、ともに学べる環境となっています。
キャンパスの垣根を超えてともに学び、
履修の選択肢を広げるチャンス!
対象科目はこちら

CLIL(日本語も適宜活用しつつ行う内容と外国語の統合学習)
受講生の英語の理解度に合わせて、担任者が日本語使用について適切だと判断した場合(課題説明時など)に、日本語への切り替えや日本語で補足した教材スライドを使用します。
対象科目はKUGF Course Guide からご確認ください。
履修相談
国際教育支援室では、これらの科目について個別相談に対応しています。気になる科目があるけれど、英語力に不安がある方、コース内容について質問がある方は、個別相談にお越しください。
お問合せ
国際部 国際教育支援室
kugf@ml.kandai.jp