短期留学をきっかけに、
積極的に行動するようになりました
菅沼 慶香さん(3年次生)
行かないと後悔すると思いました。
私は大学1年生の頃から、「大学生活4年の間に留学をしたい」と考えていました。海外で日本とは違う文化に触れ、違う視点から物事を感じてみたいと思ったからです。そんな時に、友達に誘われて参加した外国人留学生との交流会で、すごく楽しく有意義な時間を過ごすことができ、海外に行ってみたいという気持ちが、より一層強くなりました。
大学の留学制度には短期から長期まで様々な種類があります。私はその中でも「認定留学」をする事を考えていたのですが、ゼミ活動や他のやりたいことなど、自分の生活リズムを考えると半年間行くことは難しいと思い、短期の「語学セミナー」に行くことを決めました。
貴重な授業に豊富なアクティビティーで大満足。 留学中は、関大生だけで編成される関大専用コースに1ヶ月通いました。“ビジネスイングリッシュを学ぼう”というテーマで、企業を訪問し情報収集をしたうえで、その企業について英語でプレゼンテーションを行いました。グループワークで英語のプレゼン資料を作る事はとても大変でしたが、先生のサポートも手厚く、また、仲間と一緒に達成感を味わうことができ、とても充実していました。授業以外にも観光やアクティビティーも豊富にありました。クラスが関大専用ということもあって、なかなか現地の大学生と触れ合う機会がなかったのですが、現地学生との交流会があり、一緒にご飯を食べながらたくさん笑いあうことができてとても楽しかったです。
私は海外に行ったことがなく、英語もスラスラ話せるわけではありませんでした。ホストファミリーとうまく会話できるのか不安を感じていたのですが、私の下手な英語を一生懸命聞き取ろうとしてくれたり、わからない単語は翻訳ソフトを使って伝えようとしてくれたりと、すごく親切にしてくださいました。おかげで、いつの間にか不安もなくなり2週目くらいには必要最低限の日常会話ができるようになりました。徐々に英語が話せるようになり、会話することが楽しくなってきた頃に帰国。あっという間で少し物足りなさを感じるほど充実していました。授業のクラスは関大生だけで構成されていたため日本語を使ってしまうことが多く、帰宅後は毎日2~3時間自室で勉強しており、その分ホストファミリーと会話する時間も少なくなってしまったので、もっと英語に触れる機会を増やせば良かったなと思っています。
授業はすべて英語なので、集中して聞き、真剣に取り組みました。また、わからないことは友達と共有し理解するよう努めていました。日本での大学生活を振り返ったとき、日本の授業では、こんなに真剣に取り組んだ事がなかったと反省するようになりました。そこで帰国後は、授業やゼミ活動を今まで以上に真剣に取り組み、仲間と学び合うということを心掛けています。
1か月という短い期間でしたが、違った文化や価値観を持つ人と触れ合うことで、視野が広がりました。また、さまざまな人と積極的にコミュニケーションをとることができるようになったことは自信にも繋がり、これから社会に出る上で、生かしていけることだと感じています。
高槻ミューズキャンパスは他キャンパスと比べて、学生の人数が少ないのでとても落ち着いて学習することができます。また社会安全学部は「安全・安心」をキーワードに多角的な分野を学ぶことができる、全国的にも珍しい学部です。自分自身に起こりうる身近な問題を、さまざまな学問分野の視点から学べる事はとても楽しいです。また、私は「漢舞」という”よさこいダンスサークル”に入っており、週に3回千里山キャンパスに通っていました。そのため、千里山キャンパスにある国際部に行って留学に関する情報を集めたり、また、他学部の友人を通じて、さまざまな情報を得ることができました。積極的に他キャンパスの情報をキャッチすることができれば、独立したミューズキャンパスでも充実したキャンパスライフを送ることができると感じました。
受験エピソード 私は、指定校推薦で入学しました。元々商学部志望だったのですが、たまたま社会安全学部の枠を見つけ、調べていくうちに文理融合学部であることに惹かれました。将来絶対にこれをやりたい!という事が明確になかったので、社会安全学部で学ぶことのできる幅広い分野の中で見つけていけたら良いなと思い、志望しました。
※この記事は2017年3月時点のものです。