進路・就職

総合情報学部卒業生へのインタビュー

西田 匡孝さん:日本電気株式会社

入社の動機は、社会的な課題解決に広く貢献できること。

今、世界には経済面の不平等や食料廃棄、環境問題、働き手の省人化といった全人類で取り組まねばならない問題が山ほどあります。

NECは、そういった課題にさまざまな技術を用いることで、安全・安心・公平・効率という社会価値を創造し、誰もが人間性を十分に発揮できる持続可能な社会の実現をめざしています。社会に必要不可欠なインフラを、宇宙から海底といった幅広い分野で提供しているこの会社で、自分も社会課題の解決に貢献していきたいと考え入社を決めました。

現在は、AI技術を用いた業務効率化アプリの開発に従事しています。

現在は自動車メーカー様の業務効率化プロジェクトに参加しています。具体的にはドライブレコーダーなどで取得した自動車の走行映像に対して、AIを用いた画像処理技術を活用して車両の走行状態の解析を自動化するアプリケーションの開発および導入業務に従事しています。

画像処理系のAI技術は近年のトレンドになっており、日々進化し続けています。私自身も毎日新しい発見があり、時には自分の知識が追いつかないこともありますが、周りの先輩やパートナーの方々にご指導をいただきながら、自分の手でひとつのシステムを作り上げていくことに非常にやりがいを感じています。

より大きな価値を提供できるようなリーダーをめざして。

今は日々の業務や技術についていくことに精一杯ですが、将来的にはプロジェクトのリーダーとしてお客様の課題解決に取り組んでいきたいと考えています。

大学時代には学園祭実行委員でウェブサイト制作を担当していましたが、PCよりスマホでの閲覧者数が多いことに着目し、レスポンシブ対応(閲覧デバイスのサイズによって表示を可変すること)を初めて実装したり、常にユーザーの視点に立って制作することを心がけていました。

こういった経験を活かしながら、お客さまが要望したシステムをただ実現するのではなく、何が課題となっていて何を解決しないといけないのかという所に焦点を置き仕様をつめていくことで、より大きな価値を提供できるようなリーダーになりたいと考えています。

幅広い知識を網羅的に持ち合わせた人材をめざしてほしい。

近年は複雑な操作を必要とせず、便利なものがどんどん新しく登場していますよね。そしてそれは我々が学ぶ情報系にもいえることです。

今までのように広告制作だけできる・プログラミングだけできる・コンサルティングだけできる、といった「〜だけできる」人材の価値は薄れていき、幅広い知識を網羅的に持ち合わせた人材に大きな価値が生まれていく時代になっていくでしょう。

総合情報学部はこういった幅広い知識を身につけられる環境が揃っています。ぜひこの総合情報学部でさまざまな分野に挑戦し、学びを深めてください!

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