2012年10月25日
平成24年10月25日(木)、高槻市立芥川小学校の6年生4クラスを対象に出張講義を実施しました。
実験講義のテーマは「聴こえない音:超音波を見よう」(関西大学 山本先生)でした。
子ども達に超音波を見てもらうために、「超音波による物体を浮遊」、「指向性超音波スピーカー」、「超音波による霧化装置」、「超音波洗浄機」の4つの実験を体験してもらいました。また、多くの教職員の方にも参加して頂きました。
2012年8月24日
平成24年8月21日(火)~24日(金)、関西大学・大阪薬科大学・大阪医科大学の三大学を会場にして、サマー・サイエンスキャンプDX2012 『くすりを「知る」・「創る」・「活かす」』が実施されました。
20名の募集に対して118名の応募と例年通り高倍率になった中、男子4名、女子16名の高校生が参加しました。
初日は、関西大学高槻ミューズキャンパスにおいて、開講式の後に講義と実験が行われました。時間が足りない場面もありましたが、参加者は最後まで集中力を切らさず実験に取り組んでいました。
2日目は、大阪薬科大学において、薬草園の見学の後、製剤実習などの実習が行われました。長時間のプログラムでしたが、参加者はとても楽しんで取り組んでいました。また、実習後は食堂において交流会が行われ、和やかな雰囲気で歓談・意見交換が行われました。
3日目は、再び関西大学ミューズキャンパスにおいて実験や分子模型を使った実習などが行われました。午後からは、最終日の発表のためにポスター作成を行いました。参加者は、教員に質問をしながら熱心にポスター作成に取り組みました。
最終日は、大阪医科大学において、キャンプを通じて学習した内容のポスター発表(プレゼンテーション)が行われました。ポスター内容や発表のレベルの高い物が多く、参加者の理解度の深さが伺えました。午後は、講義と講評の後に修了証の授与式が行われ、大阪医科大学 竹中学長より修了証が一人ずつに手渡されました。
参加した高校生からは、将来の進路に対して今回の参加が大きく影響する、といった非常に前向きな意見が多く、近い将来、科学者になってくれることを大いに期待します。
2012年7月29日
関西大学 高槻ミューズキャンパスで7月29日(日)、小・中学生を対象にした実験中心型の体験講座「ワクワク夏休み科学実験~学校では学べない科学実験を体験しよう!~」を開催しました。
多数のご応募を頂いた中から抽選で選ばれた、102名の参加者が4クラスに分かれて実験を行いました。
講座内容は、超音波で手を洗ったり、物を浮かせたり、超音波で光らせたりする実験を通じて超音波について考える「超音波を知ろう!」、身の回りの果物から遺伝子を取り出したり、顕微鏡でいろいろな細胞や遺伝子を観察したりすることで、ミクロの世界を体験する「ミクロの世界を観てみよう!細胞から遺伝子まで」、大学の顕微鏡で昆虫標本や納豆菌のプレパラートを観察し、また納豆菌を取り出して絵や文字を描いてみる「これで君も顕微鏡・微生物博士だ!」、ロボット作りを通じて、人間の歩行の基礎や重心について学ぶ「ロボット作りにチャレンジしよう!」と幅広い題材を準備しました。
参加した子どもたちには、小・中学校ではなかなか教わることができない、大学ならではの本格的な科学実験を体験してもらったと思います。
みなさんにとって夏休みの楽しい思い出の一つになれば、私たち主催者としてもうれしく思います。
蛍光タンパク質で光って見えたよ ロボット完成!!