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先輩からのメッセージバックナンバー

イギリス  カンタベリー・クライスト・チャーチ大学

学習環境としての街の様子

 カンタベリーはイギリス東南部に位置しており、イギリスの他の地域に比べ暖かく天候が安定しています。また、2つの世界遺産を有しており、特にカンタベリー大聖堂は街中を歩いていると、どこにいても目に付くほど壮大なランドマークで街中では迷子になることがないほどです。街自体も古くから巡礼地として有名で古い建築物が多く残っており歴史を感じることができます。また、カンタベリーはイギリスの中でも特に安全な街で、観光客が多いことも特徴の一つです。現地の人々によって運営されているGlobal Caféでは様々な国籍の人々と交流ができるので多種多様な文化を肌で感じることができ、英語学習にも異文化交流にも最適な環境です。

授業の様子

 カンタベリークライストチャーチ大学では、最初の約2か月間は語学学校で基礎を固め、Pre-sessionalコースでは、学部授業に向けより発展的な英語運用能力を2か月間養い、9月から4か月間現地の学生と一緒に学部授業を受けるという3つのパートでプログラムが構成されています。語学学校の授業は1クラス10~15人と小人数で、基本的にペアワークが多く、ペアとディスカッションを常に行うことでよりアクティブに授業が展開されています。また、月~木曜日は9時から15時、金曜日は9時から12時半まで授業が行われているので自由に使える時間が多く、残りの時間は自主学習にあてたり、仲良くなった留学生や現地の人々と食事をしたりして過ごしています。語学学校では日本からの学生が多いので自分から積極的に留学生や現地の人と話す機会を常に求めることを大切にしています。

当地で学び、初めて感じた驚き・感動など

 イギリスに来てから2か月が経ち、環境にも慣れてきましたが、最初の頃は現地の人々や他の留学生の持つアクセントに苦戦し言葉を聞き取ることができなかったり、自分が本当に伝えたいことを表現することができなかったりと苦しみました。今では少しずつですが自分のやりたいことができるようになってきたので、改めて英語で色々な国籍の人々と会話ができることの楽しさを感じられるようになってきています。当地にいる人々は話に聞いていたよりもフレンドリーな人が多く、会話をすることで文化の違いや考え方など新たな発見をすることが多いので、とても新鮮な気持ちで日々を過ごすことができています。

自分の学習状況

 自分の住んでいる大学の寮のすぐ近くに図書館があるので自主学習をするときはよく図書館を利用しています。図書館の中にはサイレントルームと呼ばれる勉強に集中できる部屋もあれば、ビデオを見る部屋、会議室のような形でみんなで話しながら学習できる部屋、さらにカフェや卓球台などのリラクゼーションのできる場所もあり、日本とはまた違った図書館の雰囲気が味わえます。授業では日本にいた時よりも特に発言することが求められ、同じ関大生や他の留学生から刺激を受けたり、関大生同士でも日常では常に英語を話す環境を作ったりと、仲間と切磋琢磨しながら日々を過ごしています。まだまだ自分の英語運用能力の乏しさを日々感じていますが素晴らしい人々に恵まれ、自分のやりたいことができているこの環境に感謝しながら良い留学だったと思えるように1日1日を大切にしていきたいと思います。