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先輩からのメッセージ

キルギス 中央アジア・アメリカ大学

自分の学習状況

 中央アジア・アメリカ大学は、アメリカニューヨーク州にあるバード・カレッジと姉妹校協定を結んでおり、教育、施設、行事など様々な点でアメリカ流の大学を体感しています。授業は基本的に英語で行われ、プレゼンテーションやディスカッションの機会が多く用意されているため、日々着実に英語の上達を実感しています。ロシア語の授業も週に6回あり、授業で学んだ内容をそのまま町中で使えるため充実した留学生活を送っています。他国からの留学生も多数キルギス共和国に来ており、寮や様々な授業で顔を合わせることが多いため、言語習得に最適な環境が整う大学だと思います。

学習環境としての大学の様子

 中央アジア・アメリカ大学では、すべてのフロアに十分な数の学習用のテーブル、椅子、コンセントが設置されており、学生が好きな時に自主学習を行えます。また、地下1階と3階に図書室があり、そこでも自由に静かに学習することができます。
 学生寮にも学習用のラボが設置されており、一度に最大で約30人の学生が学習できるスペースがあります。
 さらに、学生の学習を補助する目的でアカデミック・アドヴァイザーが常駐しており、エッセイの書き方やプレゼンテーションに不安がある場合は、すべての科目について相談をして適切なアドバイスを受けることができます。
 クロス留学を選択する上で気になる英語力向上については、プログラムに参加する全員が受講する英語のスキル系科目に加えて、英語力に応じてAcademic Englishまたは英語による一般教養科目を最初から複数履修できるうえ、ほとんどの学生が英語をネイティヴレベルで話すことができるため、授業やグループワークを通じて英語力の十分な向上を目指すことができます。

授業がある日の典型的な日程

 授業日のスケジュールには、主に2パターンがあります。
① 月・水・金
9時 起床
10時 大学に到着・朝食
10時50分~12時5分 ロシア語の授業
12時5分~12時45分 昼休憩
12時45分~14時 空きコマ(次の授業の予習や、宿題をする)
14時10分~15時25分 ロシア語の授業
16時~17時15分 Advanced English
② 火・木
8時 起床
8時30分 大学に到着・朝食
9時25分~10時40分 心理学の授業
10時50分~12時5分 空きコマ(次の授業の予習や、宿題をする)
12時45分~14時 グローバリゼーションと社会学の授業
14時5分 大学を出て寮に帰る
 ほとんど毎日、大学から寮に帰る途中にあるスーパーマーケットに立ち寄り、食材や日用品を購入しています。1週間を通して、基本的に夜は時間に余裕があるので、料理を楽しんだり学習時間を多く取ったりすることも可能です。

   
   

当地で学び始めて感じた、感動・驚きなど

 ビシュケクに到着して、最初に驚いたのは、物価の安さです。留学生活を送る上で生活費に不安を覚える方も多いと思いますが、キルギス共和国は他の留学先よりもかなり物価が安く生活しやすい国です。例として、スマートフォンの通信料金が1週間4GBで約90ソム(日本円:150円)、寮から大学まで行くミニバスの片道の運賃が10ソム(日本円で約15円)、タクシーで30分ほどかかるダウンタウンまで行っても約150ソム(日本円で約240円)と生活に必要な費用がかなり安く抑えられます。また、文化や伝統的なことに関して感動したのは、元遊牧民族としての美しさです。キルギス共和国の民族の多くは先祖に遊牧民を持ちます。中央アジア・アメリカ大学では約1ヶ月に一度、キルギス共和国の文化や伝統を体験するためのプログラムが主催され、留学生を中心に人気があります。複数のプログラムに参加して感じたことは、キルギス共和国の文化や伝統がとても美しく、これからも未来に語り継がれるべき存在であるということです。海外留学でメインのひとつとなる異文化交流・体験の機会も、中央アジア・アメリカ大学では豊富に得られます。