教員紹介

歴史・社会専修

  • 植村 邦彦

    担当科目
    社会思想史
    担当科目の内容
    市民社会・世界史・ナショナリズムなどの考え方が、ヨーロッパの歴史の中でどのようにして成立したのかを批判的に明らかにする。
    演習のテーマ
    グローバリゼーションと文化
    研究内容
    明治維新以後の日本で「文明開化」を巡って西欧派と国粋派が対立したように、現代のグローバリゼーションの下でも、文化の世界的一元化に向かう動きとそれに対抗する文化ナショナリズムとがせめぎ合っている。そこに含まれる思想的問題点を検討する。
    受験生/学部生への
    メッセージ
    世界は動いています。新聞・TV・映画・旅行などを通して、世界と歴史への感受性を高めてください。
  • 柏原 宏紀

    担当科目
    日本経済史
    担当科目の内容
    江戸時代から昭和戦前までを対象として、日本経済の変遷を概観する。
    演習のテーマ
    近代日本の政治・経済・社会
    研究内容
    なぜ日本の近代化が速やかに成し遂げられたのか、という問題意識のもと、明治初年における殖産興業政策の展開について研究を進めている。特に、鉄道や電信といった西洋事業の導入に大きな役割を果たした工部省に焦点をあてて、その中心を担った技術官僚と彼らによる政策過程の実態解明に取り組んでいる。また、工部省以外による近代化政策や、技術官僚のその後の展開などにも研究対象を広げて、検討を加えている。
    受験生/学部生への
    メッセージ
    これまで明らかにされてきた知識を理解したり覚えたりすることも大切ですが、大学では、その知識を見直したり、新たに創造したりすることも重要です。そのような「知的冒険」にぜひ挑戦して下さい。もちろん「冒険」の先には「宝物」もあります。それが何なのか、自分自身で確認してみましょう。
  • 北川 亘太

    担当科目
    政治経済学
    担当科目の内容
    政治、慣習、制度が市場に分け難く関係していることを理解する。
    演習のテーマ
    政治経済学で読み解く日本と世界の動き
    研究内容
    私たちが身近に関わっている市場を具体的に想像してみると、「希少性」や「効率性」といった、いわゆる市場原理だけでは説明することができない出来事があります。例えば、消費税の引き上げには、政府、議員、官僚などの「政治的妥協」が関係します。私たちがそれに従うことには、国家の強制力や正当性という「主権」の要素が関わります。また、お店の人が顧客に(時には過度に)親切なのは、日本の「慣習」かもしれません。実際の市場に分け難く関与する、政治的妥協、主権、慣習といった様々な原理や制度を、働いている人への聴き取りやメディアから一緒に見つけ出していきましょう。
    受験生/学部生への
    メッセージ
    自分とは異なる立場にある人たちの物事の考え方を知ることは 議論と研究をするうえで不可欠です。そういう人たちと会う機会がない?いいえ、みなさんは、日々、いろいろな人と出会っています。例えば、大学の先生や職員、飲食店の店員、宅配便の人、市役所の窓口職員など。決まりきった言葉のやり取りだけでなく、ほんの少し雑談を織り交ぜてみてください。雑談の中には、その人の考え方や価値観が多分に含まれています。コミュニケーションを通じて自分とは異なる視点を蓄積していくと、その多面的な視点をもとにして、新聞、テレビ、本、そして私の意見に対して「批評」できるようになります。
  • 北原 聡

    担当科目
    日本経済史
    担当科目の内容
    江戸時代から太平洋戦争までの日本経済発展の過程を、歴史的かつ国際的な視点から概観する。
    演習のテーマ
    日本経済社会の過去、現在、未来を考える
    研究内容
    短期間で工業化の課題を達成する必要があった近代日本では、政府による経済発展のためのインフラ整備が不可欠の重要性をもっており、その中心であった交通インフラの形成とそこで政府の果した役割を研究している。
    受験生/学部生への
    メッセージ
    歴史には、現代社会が直面する様々な問題を考えるためのヒントが隠されています。歴史を学ぶことを通じて、歴史的な視点を身につけてください。
  • 熊谷 幸久

    担当科目
    西洋経済史
    担当科目の内容
    中世から現代にいたるまでの欧米諸国において、経済と社会がどのように発展していったのかについて理解します。それと共に、現在の世界に、ヨーロッパ諸国やアメリカ合衆国のような富める地域と多くのアフリカの国々のような貧しい地域が、なぜ存在することになったのかについても考えます。
    演習のテーマ
    国際社会・経済の発展を歴史的な観点から学ぶ
    研究内容
    19世紀前半のイギリスの地方都市における自由貿易運動
    受験生/学部生への
    メッセージ
    学生のみなさんが考えている以上に経済学は幅広い学問です。様々な分野を学びながら、自分の興味があるテーマを見つけてください。
  • 佐藤 方宣

    担当科目
    近代経済学史
    担当科目の内容
    限界革命以降から現代にいたる経済思想の展開について講義します。新古典派や制度学派の興隆、厚生経済学の展開、ケインズ『一般理論』の登場からその批判へ……、といった現代に至るプロセスを、単線的な「理論の発展史」としてではなく、経済社会をめぐる多様な「理念の展開史」として論じています。
    演習のテーマ
    経済社会を多様な視点で考える
    研究内容
    フランク・ナイトやアメリカ制度学派の研究を通じて20世紀アメリカ経済学史の「通説」の再検討をすすめる一方、「経済と倫理」をめぐる現代的問題群を思想史的観点から検討したりしています。
    受験生/学部生への
    メッセージ
    のんびり、ぼんやり過ごす大学生活も、それはそれでなかなか趣き深いものかもしれません。しかしせっかくの4年間です、大学の施設や制度、そして身近な教員をどんどん“活用”して、充実した大学生活にしていただければと思います。
  • 竹下 公視

    担当科目
    社会経済システム論
    担当科目の内容
    社会経済システムを社会経済学の視点からトータルに捉え、持続可能な社会経済システム像を提示している。
    演習のテーマ
    ポスト・グローバリズムの時代における社会経済システム
    研究内容
    「社会」に埋め込まれていた「経済」が産業革命によって「離陸」し、「成長経済」を追求した結果、健全な社会的・文化的基盤から「離床」している今日の社会経済システムの構造を、「社会」と「経済」や「非市場」と「市場」のバランスという観点から捉え直し、社会経済システムの今後の方向性を探る。
    受験生/学部生への
    メッセージ
    世の中には自分がまだ知らないこと、考えたこともないことがたくさんあります。そうしたことを積極的に吸収して人間的に成長してほしいと思います。
  • 中澤 信彦

    担当科目
    経済学説史
    担当科目の内容
    経済思想と経済政策:スミス、マルクス、ケインズらが大経済学者と目されるゆえんは、彼らの経済学説が、時の試練を耐え抜いて、今日の経済問題を考えるためのヒントを依然その中に宿しているからである。温故知新の世界!
    演習のテーマ
    脱常識の社会経済学--「あたりまえ」を問いなおす--
    研究内容
    18・19世紀イギリスの社会経済思想の展開を「救貧問題」「共和主義」「保守主義」などのトピックとの関連から研究している。とりわけ、スミスからパークを経てマルサスへと至る思想的系譜に強い関心を抱いている。
    受験生/学部生への
    メッセージ
    「ここに来るよりも来なかったほうがましだった」と決して言わせないよう、教育指導に汗を流しますので、皆さんも僕と同じだけ汗を流して欲しいです。
  • 西村 雄志

    担当科目
    アジア経済史
    担当科目の内容
    近世から現代にかけて、アジアがどのような経験を経て、現在のような経済発展を遂げることができたのか、幾つかの重要なトピックを選び、それらを中心に考えていく。
    演習のテーマ
    アジアの経済発展を歴史的視座から考えてみる
    研究内容
    19世紀末から20世紀初頭の時期にアジアで急速に普及した金為替本位制について、銀流通の観点を中心にして当時のアジア経済の発展のどのような貢献をしたのか検討している。また当時のアジアで活動していた外国為替銀行や世界の銀価格をコントロールしていたロンドン銀市場についても研究することで、20世紀初頭のアジアにおける国際金本位制の特徴を描き出せればと 考えている。
    受験生/学部生への
    メッセージ
    歴史自体は過去のことですが、歴史を学ぶことは将来の糧になります。つまり、先人達が経験していたことを現在の視点から新たに解釈することで、将来遭遇するかもしれない様々な事柄を考える時、私たちに有益な1つの選択肢を提供してくれます。先人達が残してくれている経験という遺産を皆さんと少しでも学んでいければと思っています。
  • ペドロ・ラポウズ

    担当科目
    経済史
    担当科目の内容
    人間の活動の様々な側面に目を向けながら、経済の変遷を見る。
    演習のテーマ
    アフリカ経済史、対アフリカ国際開発援助および国際協力、TICADプロセス
    研究内容
    アフリカ、特にポルトガル語圏アフリカ諸国の社会経済開発における日本の役割分析。TICADがアフリカの発展にどのように貢献したかの分析。アフリカとアジアの関係、特に政治的、経済的、開発的、移住関係に焦点を当てた分析。
    受験生/学部生への
    メッセージ
    リスクを恐れず、チャレンジ!
  • 吉野 裕介

    担当科目
    社会思想史
    担当科目の内容
    市場、自由、政府、知識といった概念について、それらをいつ誰が論じ、どのような背景から生まれたかを歴史的観点から理解し、また現代においてどう活かせるのか考える。
    演習のテーマ
    「知識」と「情報」の社会思想
    研究内容
    ハイエクという思想家の言説をもとに、「自由」や「自由な社会」とは何かを考えるのが、私のライフワーク兼研究テーマです。いま取り組んでいる具体的な研究として、ハイエクによって深められた自由主義の思想が、なぜ昨今では「ネオリベ」として揶揄されるようになったのか、という思想が普及する際の問題について調べています。
    受験生/学部生への
    メッセージ
    よく食べ、よく寝て、よく体を動かし、ときどき悩み、よく人と話しましょう。そして、できればそこに、「よく本を読む」を加えましょう。そうやって大学の4年間が終わる頃には、きっと自分に大きな変化が感じられるはずです。
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