【開催報告10月25日】泊園書院開設200周年記念シンポジウム(第65回泊園記念講座)を開催しました
2025年10月27日 イベント
2025年10月24日(金)~25日(土)の2日間、関西大学梅田キャンパス8階大ホール" KANDAI Me RISEホール "において泊園書院開設200周年記念シンポジウム(第65回泊園記念講座)を開催しました。
2日目は「大阪ナンバーワンの学問所 泊園書院」(ビデオ)の上映、銘菓「南岳」の紹介とともに各分野の代表的研究者の方々に研究発表を行っていただきました。
泊園書院開設200周年記念シンポジウム「泊園書院から関西大学のルーツをひもとく」
〔プログラム〕(2日目)第1部

研究発表➀「教育勅語」の漢訳とその思想的文脈―藤澤南岳、そして重野安繹―
橋本昭典(奈良教育大学教育学部教授)

研究発表➁藤澤東畡「楊雄従王莽論」について
榧木 亨(浙江外国語学院東方語言文化学院講師)

研究発表➂田中右馬三郎『大阪繁昌詩』とその周辺
松井真希子(奈良工業高等専門学校准教授)

研究発表➃藤澤桓夫の文学活動―俳句・川柳を中心として
増田周子(関西大学文学部教授)
第2部

研究発表➄藤澤南岳と宇和島出身者との交流について
佐賀香織(法政大学大学院政策科学研究所特任研究員)

研究発表➅香川における泊園関係者顕彰の現状
田山泰三(英明高等学校)

研究発表➆香川で収集された藤澤家の書蹟―花待草舎コレクション―
太田 剛(四国大学文学部教授)
今回のシンポジウムを通じて、泊園書院がかつて大阪ナンバーワンの学問所であったこと、関西大学の学問的ルーツの1つであったことがご理解いただけたことでしょう。
泊園記念会では、これからも調査、研究を進め、発信に力を入れていきたいと存じます。
シンポジウムにはたいへん多数の参加申込があり、200周年にふさわしい盛会となりました。共催していただきました関西大学校友会、関西大学教育後援会、関西大学文学部をはじめ、関係各位の皆様に心から感謝いたします。