【藤澤氏の著書】藤澤黄鵠著 『洗酲餘録』

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 1冊 藤澤黄鵠著 線装 石版 25葉 17.3×10.8 発行者:筒井民次郎 大阪 大正3年(1914)12月発行

大正3年11月20日から12月1日まで、伊予(愛媛県)に遊び、友人を訪れた時の紀行。衆議院議員辞職後の黄鵠の心情も語られている。酲は悪酔いの意。漢文。句点、返り点つき。黄鵠の日記としてはこれ以外にも自筆稿本が残されているが、本書は公刊された黄鵠の日記としては唯一のものである。『泊園書院歴史資料集』に影印収録。