幣原坦とその家族(『門真市史』第6巻,門真市,2006年)
東洋史家・教育行政官。大阪府門真市の出身。外務大臣・第44代内閣総理大臣幣原喜重郎の兄。明治15年(1882)、13歳で泊園書院に入り、漢学を4ヶ月間専修する。文部省図書局長、台北帝国大学初代総長などを歴任し、終戦後、枢密顧問官となる。なお、喜重郎が大阪中学校に進んだのは南岳の勧めによる。