福本元之助(ふくもと・もとのすけ 1866-1937)

門人>実業家

J51-0002.jpg旧尼崎紡績本社事務所
(現在,ユニチカ記念館。尼崎市ホームページによる)

実業家。大坂の紡績商に生まれる。学者を志して南岳に師事し、勉学大いに進んだ。のち尼崎紡績(現ユニチカ)の創業に加わって社長に就任し、以後、福本レーヨン、大日本紡績、関西コークス、大阪工業などの重役を歴任、経営者としてすぐれた手腕を発揮し、関西財界の重鎮として畏敬された。昭和9年(1934)に創設された「泊園会」の初代理事長もつとめた。