大城戸宗重(おおきど・むねしげ 1855-1921)

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黄坡撰「念庵大城戸君碑」
(新聞「泊園」新第51号,1941年5月)

官僚。加賀藩(石川県石川郡鶴来町)の生まれ。号は念庵。明治初期に泊園書院に学び、明治11年(1878)、24歳で二松学舎塾頭。三島中州の養女、三島数子と結婚。のち官途につき、徳島県参事官などを経て朝鮮総督秘書官となり、明治44年(1911)から朝鮮総督府東京出張所をあずかった。黄坡は東京高等師範学校の学生時代、大城戸の家に寄宿していた。大城戸の次女恭子は石濱純太郎の妻である。故郷にある墓碑「念庵大城戸君碑」は黄坡の撰。