土屋鳳洲(つちや・ほうしゅう 1841-1926)

友人・関係者

J29-0001.jpg土屋鳳洲『晩晴楼文鈔』

漢学者・教育者。本名は弘、字は伯毅。泉州岸和田(和歌山県)の人。業を相馬九方(中山城山門人)、池田草庵らに受け、岸和田藩校「講習館」の教授となる。勤王の志篤く、戊辰の役に際して大義を固持して変えなかった。維新後、奈良師範学校長、華族女学校教授、東洋大学教授を歴任。南岳の親友で、南岳・阪本葵園と「歳寒社」を結成する。東京の二松学舎や斯文会においても貢献した。著作に『晩晴楼文鈔』などがある。