岡本韋庵(おかもと・いあん 1839-1904)

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J27-0001.jpg岡本韋庵
(林啓介『樺太・千島に夢をかける:岡本韋庵の生涯』新人物往来社,2001年)

探検家・教育者。徳島の小農に生まれる。名は監輔。嘉永元年(1848)、東畡に入門。前半生は樺太探検と北海道開拓にとりくみ、後半生は儒学教育に情熱を注いで台湾総督府国語学校教授、私立神田中学校校長となる。また漢学復興につとめ、明治14年結成の斯文会初代書記となった。著書に『北蝦夷新誌』、『窮北日記』、『烟台日記』、『万国史記』など多数。