日比野輝寛(ひびの・てるひろ 1838-1912)

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J24-0001.jpg納富介次郎・日比野輝寛『文久二年上海日記』
(東方学術協会,1946年)

美濃(岐阜県)の高須藩士。号は維城、また懽成。文久2年(1862)、幕府が長崎から上海に使節を派遣した際、幕船千歳丸(せんざいまる)に高杉晋作、納富介次郎らとともに随行員として乗り組む。文久3年(1863)、東畡に入門。維新後、名古屋明倫堂教授、のち大蔵省官吏。京都大学東洋史教授・日比野丈夫の祖父。