妻鹿友樵(めが・ゆうしょう 1826-1896)

友人・関係者

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 妻鹿蔵「黒漆七絃琴」の図
(『青湾茗醼図誌』 第2冊)

医師・文人。大阪の人。医師のかたわら武芸や詩文、書画に励むとともに古琴七張を楽しんだ。琴の名手だった東畡の良き友人。明清画の収集でも知られる。明治初めに大阪江戸堀に学問所「心遠舎」を開き、蔵書のすべてを住吉大社の「御文庫」に寄贈する。南岳に「妻鹿友樵墓碣銘」(『七香斎文雋』所収)がある。