広瀬旭荘(ひろせ・きょくそう 1807-1863)

友人・関係者

J04-0001.jpg広瀬旭荘
(『広瀬旭荘全集』第1巻,思文閣出版,1982年より 広瀬資料館蔵)

漢学者、詩人。豊後日田(大分県)の人。広瀬淡窓の弟で、少年時代に咸宜園で学ぶ。のち大儒学塾を開き、隆盛する。性格は豪放磊落、才気横溢した漢詩をつくり、27歳の時から死の直前まで書き続けた日記『日間瑣事備忘』は江戸後期の様子を伝える重要資料となっている。東畡の友人でもあり、東畡に「寄懐旭荘広瀬秀才」(『東畡先生詩存』)がある。