春田横塘(はるた・おうとう 1768-1828)

友人・関係者

J01-0002.jpg東畡「横塘先生墓誌銘」

漢学者。泉州岸和田(和歌山県)の人。江戸の昌平黌で古賀精里に学んだ後、大坂伏見町に漢学塾を開く。学識豊かで教授法に巧みだったため従学する者門にあふれたという。篠崎小竹・頼山陽と親交があり、また篆刻をくした。中山城山とも親しく、讃岐にいた東畡に来坂を勧め、開塾を支援したのがほかならぬ横塘であった。