電気電子情報工学科 アイエドゥン エマヌエル助教が人工知能学会において研究会優秀賞を受賞
氏名
アイエドゥン エマヌエル
所属
システム理工学部 電気電子情報工学科
受賞年日
2021年06月21日
大会・団体名
人工知能学会
受賞名
研究会優秀賞
研究テーマ等
Semi-Automatic Authoring of Task-Oriented English Dialogue Scenarios
賞の概要
1.研究会優秀賞(JSAI Incentive Award)の概要 (人工知能学会HPより抜粋)
目的
本会研究会(第2種研究会を含む)で発表された研究のうち,特に優秀なものを選び表彰することにより,本会の研究分野の研究活動を奨励し,併せて研究会への研究発表を促進することを目的とする.
対象
表彰を行う年の前年の4月からその年の3月までの1年間に本会の研究会で本会会員により発表された研究とする.
選考方法
研究会登録正会員,研究会運営委員による記名推薦に基づき,選定委員会(委員長:研究会運営委員長,委員は副委員長および研究会運営委員)が選定する.
審査基準
独創性,学術・技術上の寄与と波及効果,表現のわかり易さを考慮し,特に独創性を重視するものとする.
2.受賞対象研究の概要
本研究は,第二言語学習者の情況や習熟レベルに適応可能な柔軟な会話シナリオとこれと連携する動機付け戦略のあり方を明らかにすることを目指している.第二言語習得の文脈でこうした情動的側面にも配慮した柔軟性を備えた会話教材の拡充には,会話シナリオ教材の開発に係る専門知識の壁と実装コストの高さを軽減する必要がある.こうした認識の下で本論文では,会話シナリオの仕様をシナリオ設計者にとって負担が少ない概念レベルで記述可能とし,それをもとにさまざまな会話シナリオを半自動生成できる汎用的な会話シナリオ教材構築環境を提案している.