賞の概要

　エヌエフ基金は、科学技術の進歩にとり有益と見込まれる研究活動を広く支援、顕彰し、また、社会の将来を担うべき有為の人材を支援、育成することを通じて、科学技術の振興を図り、より健全な社会と人類のいっそうの幸福の創造に寄与することを目的として、事業を行う財団法人である。
　当該賞制度は、革新性と独創性の高い、かつ科学や技術の進歩、発展に貢献する研究開発活動を顕彰し、研究開発の更なる発展を支援することを目的として設立された。2014年度の募集分野は「先端計測」と「環境・エネルギー」であり、今年の「先端計測」では6件の申請が賞に選ばれた。
　上記研究者はこれまでに、世界最高速の超高速3次元動画像顕微鏡法並びにシステム、高速度カラー3次元ビデオカメラシステムを考案・開発した。そして、超高速マルチスペクトルホログラフィック3次元イメージング技術を提案・実証し、上記技術・システムを統合した発想が認められ、受賞に至った。研究者の発表論文一例は以下の通りである。

▼http://www.opticsinfobase.org/oe/abstract.cfm?uri=oe-22-24-29594
(ページ内 "Acrobat PDF" より、誰でも(学内外問わず)論文ダウンロード可能)