賞の概要

　精密工学会は、昭和8年より続く学会であり、会員数は約6‚400名である。現在では企業、大学、高専、研究所などの技術者・研究者が多数参加している。
　今回、講演会は本学千里山キャンパスにて開かれた。本賞は、35歳までの若手発表者を対象とし、贈賞数は講演総数の概ね3%である。審査方法は次の通りである。セッション座長およびセッションオーガナイザーより推薦の審査員1名(計2名)で、あらかじめリストアップされた審査対象者を採点する。採点を集計した後、講演論文内容を参考として、事業部会学術交流委員会にて最終選考する。
　発表者は、高速・深度カラー3次元動画像記録可能な技術であるディジタルホログラフィ方式において、面内方向の撮影範囲を面積比で約2.4倍広域化可能とする方法を提案し、理論的・数値的に有効性を示した。研究内容が当該学会に認められ、受賞に至った。

　▼精密工学会　2013年度秋季大会
　　　http://www.jspe.or.jp/event/jspe_meeting/2013-09autumn/

　▼春季・秋季大会ベストプレゼンテーション(BP)賞　選考基準
　　　http://www.jspe.or.jp/wp/wp-content/uploads/jspe_meeting/2013/13-03-BPkijun.pdf