理工学研究科　廣野充さん・田中雅之さん・矢野良輔さん・柳楽恭子さんが日本機械学会バイオエンジニアリング部門・JBSE編集委員会において2024 JBSE Papers of the Year（2024年間最優秀論文賞）を受賞｜表彰・受賞一覧（学生）

理工学研究科　廣野充さん・田中雅之さん・矢野良輔さん・柳楽恭子さんが日本機械学会バイオエンジニアリング部門・JBSE編集委員会において2024 JBSE Papers of the Year（2024年間最優秀論文賞）を受賞

氏名

廣　野充
田中　雅之
矢野　良輔
柳楽　恭子

所属

理工学研究科　システム理工学専攻　機械工学分野　流体工学・バイオメカニクス研究室

受賞年日

2025年05月24日

大会・団体名

日本機械学会バイオエンジニアリング部門・JBSE編集委員会

受賞名

2024 JBSE Papers of the Year（2024年間最優秀論文賞）

研究テーマ等

Model blood for simulating red thrombus formation owing to stagnant blood flow using hypercoagulable skim milk solution

賞の概要

日本機械学会バイオエンジニアリング部門の英文雑誌であるJournal of Biomechanical Science and Engineering (JBSE) の2024年間最優秀論文賞を受賞しました．

ヒトの血液が流れの停滞によって固まる赤色血栓の形成過程におけるレオロジー（粘さや固さといった力学的な）特性の変化を計測し，その血栓形成を再現できる模擬血液をスキムミルク溶液を使って開発し，さらにそれを脳動脈瘤治療デバイスの性能評価へ応用例を示した原著論文（Tsutomu Tajikawa, Mitsuru Hirono, Masayuki Tanaka, Ryosuke Yano, Kyoko Nagira, Model blood for simulating red thrombus formation owing to stagnant blood flow using hypercoagulable skim milk solution, JBSE, 19(1), 23-00350, 2024.）が，2024年にJBSEに掲載された全論文の中からEditorによる投票で高評価を得て，年間最優秀論文に選出され，2025年5月24〜25日に開催された日本機械学会第37回バイオエンジニアリング講演会（横浜市）にて表彰されました．