理工学研究科　久乗皓大さんがWorld Conference on Educational Media and Technology (EdMedia) 2024, Association for the Advancement of Computing in EducationにおいてOutstanding paper awardを受賞｜表彰・受賞一覧（学生）

理工学研究科　久乗皓大さんがWorld Conference on Educational Media and Technology (EdMedia) 2024, Association for the Advancement of Computing in EducationにおいてOutstanding paper awardを受賞

氏名

久乗　皓大

所属

理工学研究科　総合理工学専攻　電気電子情報分野

受賞年日

2024年07月03日

大会・団体名

World Conference on Educational Media and Technology (EdMedia) 2024, Association for the Advancement of Computing in Education

受賞名

Outstanding paper award

研究テーマ等

Development of Audience Robot for Supporting Presentation Rehearsal of Nonverbal Expression

賞の概要

Ed-Media（World Conference on Educational Media and Technology）は，教育とテクノロジーの発展を目指す国際的な組織であるAACE（Association for the Advancement of Computing in Education）が主催する国際会議の一つであり，1987から毎年開催されています．本会議は教育とテクノロジーに関する研究，実践，技術革新を共有するための場を提供することを目的としており，教育における最新のメディア技術，デジタル学習ツール，教育ソフトウェア，インターネットベースの教育手法などについて議論します．参加者は研究者，技術者，デザイナー、管理者，政策立案者など多岐にわたり，毎年約70か国から500名ほどの参加者が参加している大規模な会議です．2024年は約190の発表がありました。
今回受賞した発表は，プレゼンテーションに対して人間の聴衆のように反応する聴衆ロボットの開発に関してです．聴衆ロボットはプレゼンタのプレゼンテーション練習の支援するためのものであり，プレゼン中の言語・非言語情報を読み取り，反応を返すことで，聴衆の興味を引くことのできるプレゼンができるよう支援します．この研究目的を達成するための第一歩として，発表者と聴衆のアイコンタクトに着目し，発表者の視線の動きを評価してプレゼンに対する感情を変化させ，感情に基づいて反応を振舞いとして表現する聴衆ロボットを構築しました．本発表はそのロボットの仕組みと，ロボットを用いたケーススタディの結果を発表しました。