理工学研究科杉野史弥さんが令和3年度超音波研究会・電子情報通信学会/音響学会　超音波専門研究委員会において学生研究奨励賞を受賞｜表彰・受賞一覧（学生）

理工学研究科杉野史弥さんが令和3年度超音波研究会・電子情報通信学会/音響学会　超音波専門研究委員会において学生研究奨励賞を受賞

氏名

杉野史弥

所属

理工学研究科　システム理工学専攻　物理・応用物理学分野　超音波物理研究室

受賞年日

2022年03月07日

大会・団体名

令和3年度超音波研究会・電子情報通信学会/音響学会　超音波専門研究委員会

受賞名

学生研究奨励賞

研究テーマ等

微細粒子に対する超音波ピッティング効果への周波数及び界面活性溶質添加の影響

賞の概要

学生研究奨励賞は、毎月開催される電子情報通信学会/音響学会超音波研究会において発表された口頭発表論文の中から研究を奨励することを目的とした賞であり、年間で２件程度の発表が選出される。研究テーマは、超音波キャビテーション気泡崩壊時のマイクロジェットによる微細孔発現機構の解明を目的としたものである。界面活性剤を添加することによってキャビテーション気泡サイズを制御し、固体表面に発生した微細孔のサイズや数をマイクロジェット応力から理論的に考察した基礎的な研究が評価された。
日本音響学会（会員数3800名）は、1936年の発足以来、超音波、電気音響、音声、騒音・振動、建築音響、聴覚及び音楽音響等の「音」に関するあらゆる分野の研究者や技術者が参加している。一方、電子情報通信学会（会員数23000名）は、1911年に逓信省電気試験所第2部に第2部研究会が誕生したのが始まりであり、電子工学及び情報通信に関する学問、技術の調査、研究及び知識の交換を行い、もって学問、技術及び関連事業の振興に寄与することを目的としている。