環境都市工学部

深刻化するエネルギー、環境問題について、解決策を提案する。 深刻化するエネルギー、環境問題について、解決策を提案する。

やがて石油の供給不足が現実になるといわれ、地球環境の悪化も進行しています。これ以上の環境破壊を食い止め人類の持続的発展を維持するためには、今とは異なる新しいエネルギー体系を構築することが求められています。深刻化する地球温暖化問題に対しては、二酸化炭素の排出を最小化して、低炭素社会を構築する必要があります。そのためには省エネルギーの推進と既存エネルギーの変換効率の飛躍的向上に加えて、太陽光、風力、バイオマス、廃棄物や水素などの新エネルギーを利用する技術開発を進めていくことが重要です。本学科では、省エネルギーや新エネルギー、環境修復、環境汚染防止など、エネルギーと環境を見据えた科目を配置。1年次から多くの実験・演習を課し、身に付けた実践的な知識・技術を生かして環境負荷の少ない新システムを構築できる人材を育成します。

学びのスタイル

理工学研究科 環境都市工学専攻
博士課程前期課程 2021年3月修了
田中 瑛

研究テーマ

湿式プロセスにより作製した複合粒子を用いたセラミックスの微構造制御

各種プロセスを駆使して微構造を制御することで高機能なセラミックスの創製をめざす。 各種プロセスを駆使して微構造を制御することで高機能なセラミックスの創製をめざす。

湿式プロセスにより高強度、高靭性を示すジルコニアとアルミナを複合させた粒子を作製し、複合セラミックスのミクロレベルでの微構造制御をめざしています。具体的には、母粒子の表面に微粒子を析出させて被覆化することで、各種特性を高めるものです。例えるなら、ボールを泥の中に入れ、泥で均一にコーティングされた多数のボールの集合体を高温で焼き固めるようなイメージです。電子顕微鏡を用いて複合粒子の形態観察や、焼結体(セラミックス)の微構造観察を行っていますが、被覆の有無や程度を明確に評価することが難しく、さまざまな試行を重ねています。溶液のpHのわずかな変化や組成の違いによって、セラミックスの微構造が大きく異なり、機械的特性が変化することがわかりました。特異的な微構造を示すサンプルの評価を進めることで、微構造と特性の相関を明らかにしていければと思います。

環境問題の解決につながる、新たな生産プロセスの開発をめざしてほしい。

田中さんの研究は新材料の開発に留まらず、生産プロセスの開発をめざす化学工学の考え方をベースにしています。研究室スケールでの研究成果を、工場の生産工程に導入できるようにスケールアップすることが、生産技術者のテーマです。社会に出てからも、自分の頭で考えて研究を進めた経験を活かして、生産効率だけでなく地球環境に配慮した持続可能な生産プロセスの開発に取り組んでほしいと思います。

エネルギー環境・化学工学科
松岡 光昭 准教授

学びのキーワード

【新エネルギー】
【リサイクル】
【環境保全】

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取得できる資格

所定単位を修得すると資格を取得できるもの

中学校教諭一種免許状〔理科〕
高等学校教諭一種免許状〔理科・工業〕
司書、司書教諭、学芸員、毒物劇物取扱責任者

所定単位を修得すると在学時から受験資格が得られるもの

甲種危険物取扱者

卒業時に受験資格が得られるもの

甲種消防設備士

受験できる資格

公害防止管理者
高圧ガス製造保安責任者
放射線取扱主任者
環境計量士

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