環境都市工学部

建築学科 授業Pick up 建築学科 授業Pick up

日本建築史 日本建築史

日本の建築の歴史、とくに前近代の日本社会に大きな位置を占める寺社の建築について学びます。社会の変化、時代の要求とともに変容する建築のあり方を通して、日本社会の歴史的特質を追求し、建築の様式やデザインが用途や機能そして背景にある社会の動向と不即不離の関係にあったことを、具体的に解き明かします。また関連して文化財保護の沿革や現状そして今日的課題についても解説します。授業では多くの写真を使って理解の深化をはかります。

建築計画I 建築計画I

心地よく、感受性に働きかける建築物や空間をつくるために、いかに発想し、どう計画を練り、設計するのか。この授業では、具体的な事例をもとにすぐれた建築物を生み出すための建築計画技術を学びます。具体的な内容としては、空間の形態、人間の知覚と行動、寸法と規模の計画、空間の性能、計画の技法などを学習。授業ではスライド、ビデオ、DVDなどで具体的な事例を取り上げて解説します。

建築構造力学基礎 建築構造力学基礎

建築物は人々が安全に利用できるための構造を備えていなければなりません。この授業では、最も簡単な構造物である一本の梁または柱を例に、力の釣り合いや力の伝わり方、建築構造物の強さ、また構造設計についての基本的な考え方を解説します。建築構造系の学科目(鉄筋コンクリート構造、鉄骨構造、基礎構造、木構造、耐震工学)を学ぶ際に必要な構造力学の基礎知識をしっかりと身につけます。

建築設計製図6 建築設計製図6

大都市とその緑辺部では、一定の社会的役割を果たしながら、現在では使われず放置された土地が目立つようになってきました。中山間地域では林業や農業といった第一次産業の構造的問題によって、地域社会そのものの活力が奪われる町や村が出始めています。これらを産業棄地と位置づけ、土地の履歴と周辺条件を調査し、課題を明らかにした上で、時間の経過が環境の価値に転換される再生プログラムとそのプロセスが空間や景観に反映される提案を行います。

建築環境工学概論 建築環境工学概論

建築環境工学は建築の内部、外部空間での居住性能を考える学問です。光、音、熱、空気など外部環境から内部空間にもたらされる環境要因を、室内にいる人への生理的、心理的影響を考えながら調整し、快適な建築空間をつくることを目的としています。授業では、環境要因の物理特性やそれらの相互関係、また、環境要因が人体に与える影響について理解を深めます。

クローズアップ授業 クローズアップ授業

藤田 勝也 教授
科目名:建築史演習

温故知新。日本の建築がもつ歴史と文化の重みを深く理解し、その価値を世界に発信できる自信と能力が身につきます。 温故知新。日本の建築がもつ歴史と文化の重みを深く理解し、その価値を世界に発信できる自信と能力が身につきます。

文化財を含む歴史的な建物がもつ魅力を実感し、その意義を理解し、正しく位置づけ、さらにその価値を広く世界に発信するための力を、建築に関わる誰もが決して免れない基礎的な素養の一つとして身につけます。我が国が世界に誇る国宝や重要文化財に指定されている建物を対象にした、実測図面のトレースや模型製作に取り組み、さらに現地を訪れ実見するとともに、身近にある歴史的な建物の文献調査や現場での実測調査などを通して、理解の深化と実践力の向上を目指します。

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