長春理工大学訪問
中国・長春市には、日本の植民地支配、「(偽)満州国」にかかわる施設も多く、これらの問題が今なお避けて通れない問題であることを実感させる都市である。また、国境も近く、少数民族問題の考察にも重要な地域である。長春理工大学法学院では、赫然院長、李暢先生などと懇談した。また、8月5日には、「行政自制と行政法治」と題するシンポジウムが開催された。なお、このシンポジウムで報告された崔卓蘭教授(吉林大学)の主要論稿は、関西大学法学論集第61巻1号で紹介する予定である。
孝忠 延夫(関西大学政策創造学部教授)