Kansai Univ
 
外部評価委員会会議

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総括

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2012年度

2011年度

2010年度

2009年度

2008年度

紀要

ニュースレター

中間報告書

『差異と共同』

最終報告書

 

 

 

ニュースレター

紀要

 

外部評価委員会会議
研究プロジェクトの総合的評価


 本研究センターの研究活動の開始当初より、吾郷眞一教授(九州大学)、杉浦一孝教授(名古屋大学)、鈴木賢教授(北海道大学)およびマーヘンドラ・P・シン教授(インド国立西ベンガル法科大学長)を外部評価委員に委嘱し、本研究センターの研究および運営に関して、たえず助言を受けてきた。今年度は、研究最終年度ということもあり、それぞれの評価委員に集まっていただき、相互の意見交換も含めた本研究プロジェクトの総合的な「評価」をおこなっていただくために評価委員会議を開催した(2012年6月17日開催。なお、マーヘンドラ・P・シン教授は諸事情(ご病気)のため、この評価委員会議には出席できなかった)。

 評価の要旨は、以下のとおりである。
(1) 当初の研究計画に基づく研究目的は基本的には達成されており、それぞれの研究員の研究成果にも秀でた注目すべきものがみられる。
(2) これらの研究成果が、個別の研究成果のみにとどまらないよう、研究目的・課題達成度との関係を明確にすべきである。また、その旨、具体的に最終報告書に記述すべきである。
(3) 国際的な研究発信と研究ネットワークの形成に意図的に努めてきたことがうかがわれる。

 問題点としては、
(1「) マイノリティ」を広義にとらえたこととも関連するのかもしれないが、研究組織、研究資金との関連でいえば、限られた研究期間の中での研究がやや拡散したようにも感じられる。
(2) この研究プロジェクトを今後どのように発展させていこうとしているのかが明確でない(大学として、および組織的に)。最終研究成果および最終報告書では、本研究の到達点と限界(残された課題)を明らかにしてほしい、との意見、要望が出された。

孝忠 延夫(マイノリティ研究センター長)

 


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