卒業生インタビュー

江木 謙太さん

運送事業に携わる人々の
安全への取り組みを支え、
事故削減を積極的に
進めています。
江木 謙太さん(2017年3月卒業)
独立行政法人自動車事故対策機構勤務

お仕事について質問!

学生時代に学んだ「安全」に直接関わる仕事に就きたいと思い、ゼミ活動の研究テーマでもあった 交通インフラに関わる業界を志望しました。現在は、主に運送事業者のドライバーや、運行管理に携 わる人々への運転に関する助言・指導や、法令で定められた講習会の実施を担当。これらの業務を 通じて、運送事業者やドライバーの安全への取り組みをサポートし、事故削減を積極的に進めていま す。この仕事の特徴は、運送の現場で働いている人に直接、情報を提供できることです。「参考に なった」「今日から実践してみる」などのうれしい言葉をもらえることにやりがいを感じます。今後も運送 事業に携わる人々に有益な情報を提供できるように、自己研鑽に励んでいきたいと思います。

社会安全学部の学びが生かされた!と思った瞬間は?

 仕事の中で交通事故を起こしたドライバーや、その管理者の方と接する機会が多々あります。社会安全学部の 講義では事故事例分析の実習があり、その時に学んだ手法が交通事故を分析する際に役立っています。また 交通事故の被害者支援も行っているため、学生時代に事故や災害に遭った方々と交流した経験が、相手の 気持ちを汲み取る際に生きていると感じます。