卒業生インタビュー

野寄 拓郎さん

親身になってくれる
先生がたくさんいます!
野寄 拓郎さん(2014年3月卒業)
高槻市役所 
2014年4月入庁

お仕事について質問!

志望動機は?
 大学で学んだ知識を生かせられる場所だと感じました。
入庁の動機は、高槻市が多くの企業、大学、市民と一体となって災害対策を行っている自治体だったからです。また立地的に、大阪府の防災の拠点となる可能性がある市でもあり、ここでなら大学で学んだ知識を存分に生かせられると感じました。
お仕事内容は?
 市の保有する情報を公開し、市役所活動の透明性を高めています。
私は現在、法務課に所属しています。主に市内外の方へ、高槻市の保有する情報を公開する仕事を行い、市役所活動の透明性を高めています。また、庁内外からの郵便の取りまとめや各課の公文書の扱い・個人情報の取扱いについて助言を行っています。
お仕事の
魅力は?
 正確な情報を発信しなければならない責任感と使命感。
情報を公開する立場として、まずは身内のことを知る必要があります。どんなときも正確な情報を発信しなければならない責任感と使命感が現在の仕事のやりがいの一つです。また、法務課は他の課の職員と接する機会が多く、横のつながりを形成しやすい特徴があります。その利点を生かして、自身の今後のキャリアアップにつなげていきたいと考えています。

社会安全学部の学びが生かされた!と思った瞬間は?

 ディベートで鍛えられたスキルが様々なシーンで活躍!!
 市役所職員は、自分自身で考え行動し、チームとして、周囲の人たちと協力する力が強く求められる仕事です。そのため、学生時代に、ゼミで取り組んだディベートで培った力が非常に役立っています。ディベートでは、主に「コミュニケーション能力」「行動力」「主張力」が鍛えられました。それが、職場での人との対話のなかで生かされていると感じています。
 また、人前で話をする機会が多いので、ディベートや卒業論文発表会など、他ゼミの学生や先生方の前で発表した経験も大きな財産となっています。今後、新規採用職員の前で、講義をする機会もあると言われていますので、そういった場でも社会安全学部で身につけた力を発揮していきたいと思います。

学生時代にがんばったことは?

 ディベートで仲間と切磋琢磨し、たくさんの力を身に付けました。
私は、「消防・防災行政」を専門とする永田尚三先生のもとで、行政に関する調査研究に取り組んでいました。同じゼミの仲間達と被災地調査や学会報告、ディベート等を行いながら行政について勉強しました。一緒に笑い、悩み、ときにはぶつかり合い、たくさんの時間を共有し、楽しく行政について学ぶことができました。ディベートで、満足のいく討論ができずに悩むこともありましたが、同じチームの仲間と反省会を行い、何度も練習をすることで、欠点を克服してきました。これらを通して、打たれ強さとコミュニケーション力、人と協力して物事をやり遂げる力を得ることができました。

社会安全学部の特徴は?

 仲間と強い絆を結ぶことができる!
社会安全学部は「安全・安心」に焦点を当てながら、文理融合の学部として非常に多くの分野について学ぶことができます。自分が目指したいこと、やりたいことを見つけるには非常に適した学部ではないかと私は思います。
 また、他の学部ではあまりみられない多様な学外実習を経験できることも魅力の一つです。キャンパスがコンパクトなため、多くの仲間と密接にかかわり、仲を深め、協力する機会が多々ある学部だと思います。

最後に、受験生・在学生にメッセージをどうぞ!!

 親身になって相談に乗ってくれる先生がたくさんいます!
社会安全学部では、先生や多くの仲間と密接に関わることができます。多くの分野に触れ、自分自身の目標を幅広く探すこともできます。「安全・安心」に関心のある方にはもちろんのこと、まだ自分のやりたいことが見つかっていない方にもぜひおすすめしたい学部です。
社会人になった今になって、学生時代は自分の時間を持つことができるひと時だったと、心底感じています。在学生にはやりたいことをどんどん行い、また探す時間を多く持ってほしいと思います。
 社会安全学部では多くの学問分野に触れることができます。加えて親身になって面倒を見てくれる先生方がたくさんいます。その環境を活かして、ぜひ自分の目標を見つけ出してほしいと思います。