Fostering Proactive Leaders with Excellent English Skills

BLSP/ What`s new

10.12.25

「ビジネスコミュニケーション」と「ビジネスケース」のファイルをPodcast配信します!

今月はボーナス(!)ということで,2種類のファイル(ビジネスコミュニケーションとビジネスケース)をアップしました。

国際ビジネスコミュニケーションについては,同志社大学の亀田尚己先生に,その極意を語っていただきました。国際ビジネスでのコミュニケーションの現在はどのようなものか,よりよいコミュニケーションをおこなうための資質は何か,そして日本人特有のビジネスコミュニケーションとはどのようなものか,についてお尋ねしています。将来,国際ビジネスの場で活躍するみなさんに,是非聞いていただきたいファイルです。

ビジネスケースは,中央経済社から昨年刊行された『実践ビジネスプラン』のミニケースから抜粋し,英訳したものです。今回は3ケースをお届けします。それぞれのケースのポイントを,設問を手掛かりに聞きとってみましょう。

『実践ビジネスプラン』は商学部2回生のCORESの標準テキストです。英語のリスニング教材としても,もちろん活用していただけますが,本を持っている方は,英語をdictationして,日本語と英語を比較してみる等,勉強方法をいろいろと工夫してみてください。

関西大学Proactive Leader音声動画ファイル集

10.12.21

プレゼンテーション・キャラバンを開催しました。

Prez caravan 3.JPG

Prez caravan 2.JPG

 12月18日に,BLSPプレゼンテーション・キャラバン「同志社大学VS関西大学 Joint Presentation」を開催しました。 今回は,会場は同志社大学,運営・企画はBLSP学生の実行委員会によって行われました。

 このプロジェクトの目的は,同志社大学と関西大学の学生が,互いにアイディアを披露し,批判し,議論することで,論理的・批判的思考能力,即応力,コミュニケーション能力を伸ばすことです。参加学生は,"What would you do to earn money if all you had was 1,000 yen and two hours?"という課題について自由に発想し,そのアイディアを論理的に説明することが要求されました。

 参加学生による投票(内容とプレゼンを評価)の結果,各大学8チーム,合計16チームの中で優秀チームに選ばれたのは同志社大学の4チーム,結果は残念,,,ではあったのですが,学生たちは質疑応答やディスカッションに,真剣な面持ちで,そして楽しそうにとり組んでいました。 このような他大学との交流プロジェクトによって,多くを学び,彼らなりのNext moveを考える良い機会となりました。

10.12.01

BLSP Students' presentations in Seattle

今年9月にBLSPの「実践海外研修」で学生がおこなったプレゼンテーションの

ビデオをpodcastにアップしました!

シアトルのマイクロソフト本社とワシントン大学を訪問し,春学期に研究した

成果をプレゼンテーションしてきました。今回アップしたのは,そのダイジェスト版です。

研究成果を的確な英語で伝えること,このchallengingな課題に春から夏にかけて

精一杯とり組みました。是非聴いてみてください。

Students' presentation in Seattle

10.11.24

貿易ゲーム

11月13日,BLSPの学生が同志社大学・関西学院大学・関西大学の
3大学合同『貿易ゲーム』に参加しました!

今回の貿易ゲームは,同志社大学商学部の亀田ゼミ4回生によって
Think Globalをテーマに企画・運営され,
参加した各大学3回生は,混合8グループ(8カ国)に
分かれ,"Earn money to feed the people of your country."というミッション
のもと,競い合いました。

ツイッター,メール,ニュース番組などによって送られてくる
公式・非公式な情報を捉え,判断し,行動することが求められるという
非常にリアルな状況設定の中,関大生も善戦。
最後の表彰式では,金川めぐみさんが,
送られてくる情報を適切に判断し,メンバーに供給していたとのことで
Best playersの一人に選ばれました!

他大学生との交流を楽しみつつ,
多くの学べを得た一日でした。


10.09.16

英語によるテクニカルな情報発信・受信のための教科書が発刊されます。

グローバル化した産業社会で,情報を発信・受信する英語運用能力を
養成するための教科書,『理工系学生のための総合英語』
(深山晶子,野口ジュディー,幸重美津子,岡本真由美,他)
が2011年2月に,三修社より発刊されます。

タイトルは『理工系学生のための~』ですが
各レッスンのトピックは,人型ロボット,翻訳メガネ型ディスプレー,など
新しい技術を英字新聞レベルの英語で示し,文系の学生にとっても
興味深い内容となっています。

また,各レッスンで、学ぶジャンルも,フローチャートの書き方や
カタログ,実験手続き,仕様書,新製品広告,アブストラクトなど
技術やアイディアを発信するためのジャンルに絞られています。

詳細はこちら → 『理工系学生のための総合英語』

理工系学生のための総合英語 表紙.JPG

10.09.08

シアトルに到着、「実践 海外研修」のプログラムが始まりました!

9月6日(月)、「実践海外研修」に参加する商学部3年次生45名は関西国際空港に午後3時に集合し、午後5:35にデルタ航空の直行便で出発。
同日の午前11:30にアメリカ合衆国シアトルのタコマ国際空港に到着しました。

1日目の現地レポートが届きましたのでご紹介します。

関西空港出発前に記念撮影

入国審査と税関審査はスムーズに済み、空港での簡単なオリエンテーションの後、手配していたバスに乗り、1日目のシアトル観光に出発しました。現地はあいにくの雨模様で肌寒く感じました。

行程は、ウエストシアトルで記念撮影、パイクプレイス・マーケットとスターバックス1号店の見学(ここで、各自ランチ)、スペースニードルの展望台でした。

シアトルの街並 ウエストシアトルでの記念撮影

到着日の6日(現地時間)は、レイバーデイで祝日のため、マーケットは非常に混雑し、残念だったのは、名物の魚を投げる魚屋が休みだったことです。

パイクプレイス・マーケット パイクプレイス・マーケットにて

マーケットで散策した後、バスでスペースニードルへ。
参加費に展望チケットが含まれていますので、全員、高速エレベータで上まで登り、シアトルを天空から一望しました。

スペースニードル スペースニードルの入口

スペースニードルの展望台からの眺望 スペースニードルの展望台からの眺望


あいにくのお天気でしたが、シアトルの街の雰囲気はつかめたと思いました。滞在時間は1時間程。1階のおみやげ屋や周辺のイベント等を見て、過ごしていました。祝日でしたが、思ったほどの混雑はありませんでした。その後、一行はバスでホテルに向かいました。

午後5時、宿泊先のホテルSilver Cloud Inn University Districtに到着、チェックイン。

30分後にホテル1階に集合し、引率の川上教授からオリエンテーションを受けました。

川上教授のオリエンテーション ホテル1階のカンファレンスルームにて

オリエンテーションの後、川上ゼミでは、全員でU-villageに歩いて行き、川上教授からH&M、Barns&Noble, Apple store, Eddie Bauer, Sony Style, GAPといった店の紹介を受けながら、QFCというスーパーで各自、夕食の調達。

学生たちは日本とは違い、ポンド測りで購入する野菜やフルーツ、デリカテッセンに並んだフライドチキンやピザ等、思い思いのものを選び、セルフレジでバーコード・スキャンして購入し、感激していました。

セルフレジは最近、日本でも見かけるようになりましたが、学生には良い異文化経験になっているようです。

夕食後には、ホテル1階に再度集合し、英語のプレゼンテーションの練習をするなど、精力的で充実した1日を過ごしたようです。

10.09.06

BLSP学生45名、シアトルのワシントン大学ビジネススクールに出発!

9月6日(月)に、商学部ビジネスリーダー養成特別プログラム(BLSP)「実践 海外研修」に参加する学生45名と教職員5名がアメリカのシアトルに向けて出発します。

「実践 海外研修」は、9月6日~9月12日まで5泊7日(機中1泊)の日程で実施されるワシントン大学ビジネススクール(UWBS)との共同プログラムで、卒業所要単位2単位とワシントン大学からの修了証が授与されます。

商学部ビジネスリーダー養成特別プログラム(BLSP)は、「英語に強いプロアクティブ・リーダーの育成」を目標としているので、BLSPの学生は客員教授のマーク・E・パリー先生の授業を履修するなど、卒業時にTOEIC800点を取得することを目指して英語にも力を入れて勉強しています。

その一環として、米国シアトルにおいて、「実践 データ分析」の研究成果のプレゼンテーションを英語で行います。

英語のプレゼンテーションは、7日(水)にマイクロソフト社に於いて、及び8日(木)にワシントン大学ビジネススクールで行われる「実践 海外研修」の講義に於いて、合計2回行います。

8月6日(金)の3時限目に第2学舎2号館C402教室で行われた事前授業では、そのプレゼンテーションをパリー教授の前で行い、ビジネス専門の教授という立場からコメントをいただきました。

マーク・E・パリー客員教授(ミズーリ・カンザスシティ大学教授)の的確なコメントは学生にとって大変参考になったようでした。

事前授業の説明(川上教授)

プレゼンテーションの様子

プレゼンテーションの様子

マーク・E・パリー教授からのコメント

☆写真をクリックすると大きく表示されます。

10.08.25

実践海外研修のワシントン大学サイトがオープンしました。

 ビジネスリーダー養成特別プログラム(BLSP)の実践海外研修で訪れるワシントン大学のBLSP向けサイトがオープンしました。

 実践海外研修に参加するBLSPの3年次生は,下記のリンクからログオンし,講義で使う教材をダウンロードして,予習してください。

UW-KUのBLSPサイト

 このUW-KUサイトは,ワシントン大学が関西大学BLSPのために用意したサイトで,教材配信のほか,ワシントン大学ビジネススクールの教授陣およびスタッフの紹介,プログラムの概要,参加者名簿等の情報が提供されています。

 プログラムの連携先であるワシントン大学ビジネススクールについては,下記をご参照ください。

ワシントン大学ビジネススクールのサイト

※BLSP「実践海外研修」とは

「実践海外研修」は、英語に強いプロアクティブ・リーダーの育成という目標を掲げるBLSPの特徴的な科目の一つです。商学部の海外ビジネス英語プログラム(BestA)と並び、商学部が独自に提供し、教員が引率する、教育的効果の高い海外滞在型プログラムです。

ワシントン大学ビジネススクールと関西大学商学部が提携して実施し、アメリカ合衆国シアトル市に1週間滞在して、ワシントン大学の教授によるリーダーシップやスターバックスの経営等に関する英語の授業を受けたり、春学期の「実践データ分析」で研究した内容をマイクロソフト本社やワシントン大学の学生の前で英語で発表する等、短期間のアメリカ滞在中にさまざまな内容が含まれています。

2010年度の「実践海外研修」は9月6日(月)~12日(日)に実施されます。

10.08.05

マーク・E・パリー客員教授の集中講義が行われています!

ミズーリ・カンザスシティ大学のマーク・E・パリー客員教授によるBLSP(ビジネスリーダー養成特別プログラム)の「実践ケーススタディ」の集中講義が8月2日(月)~5日(木) いずれも2~5限(5日のみ4・5限)に行われています。

Mark E. Parry教授

Mark E. Parry教授の授業風景

マーク・E・パリー教授は、ハーバード大学と並び称されるケーススタディ教授法のメッカであるバージニア大学ダーデンビジネススクールで長く教鞭を取られた経験のある、ケース教育の専門家です。

今回の「実践ケーススタディ」では、次のシラバスにある通り、アマゾン・ドット・コム、P&G、マクドナルドといった有名企業のケースを英語で学んでいます。

*パリー教授「実践ケーススタディ」シラバスはこちら

Dr Parry 2010 Syllabus.pdf

この講義は、BLSP(ビジネスリーダー養成プログラム)の第一期生である商学部3年次生43名が履修しています。

授業はすべて英語で行われ、授業後にも受講生が積極的に質問をし、帰宅する際の電車ではパリー先生を囲んで一緒に帰るなど、大変なごやかな雰囲気で行われています。

8月3日~5日の3日間に分けて受講生全員が英語でのプレゼンテーションを行い、パリー教授からコメントをもらっていました。

受講生はそれぞれに自分の英語力を実感し、非常に良い刺激を受ける機会となっているようです。

6日(金)の3時限目には、BLSP(ビジネスリーダー養成プログラム)の学生が参加する、米国シアトルのワシントン大学ビジネススクールで行われる「実践 英語研修」(9月6日~12日)の講義最終日に、研究成果を英語でプレゼンテーションする予定ですが、そのプレゼンテーションをパリー教授の前で行い、ビジネス専門の教授という立場からコメントをいただく予定です。

英語でのプレゼンテーションの様子

パリー教授の学生のプレゼンテーション講評

英語でのプレゼンテーションの様子

英語でのプレゼンテーションの様子

☆写真をクリックすると大きく表示されます。

10.05.29

2年次生対象のBLSP(ビジネスリーダー特別プログラム)説明会〔5月27日〕を開催しました。

5月27日(木)のお昼休みに、BIGホール100において2年次生対象のBLSP(ビジネスリーダー特別プログラム)説明会を開催し、応募方法や履修方法についての説明がありました。

BLSPとは、ビジネスリーダー特別プログラム(Business Leader Special Program)の略称です。

BLSPは「英語に強いプロアクティブ・リーダーの育成」を目指し、プロジェクト実践力と英語力を少人数教育で同時強化するプログラムで、平成20-22年度「質の高い大学教育推進プログラム」(教育GP)にも採択されています。

BLSPでは、2年次で「英語プレゼンテーション」「ビジネスモデル論」「リーダーシップ論」等の基礎的な科目を受講し、3年次からは、海外で英語ワークショップを行うためのプロジェクト科目や英語のプレゼンテーション能力を高める英語コミュニケーション科目等を履修します。

プロジェクト科目では、企業等と連携した新製品開発や、IT(データマイニング)を応用した実践的な講義も行われる予定です。

BLSP(ビジネスリーダー特別プログラム)進みたいと考えている2年次生に対し、英語能力が不可欠なため、そのスキルを身につけることができるプログラム、BestA2010並びに1学期留学プログラム(初級コース)に参加を推奨することや、所定の手続きを行えば現地留学中でもBLSPに応募することは可能であることの説明もありました。

これに対応するため、商学部ではBestA2010及び1学期留学プログラム(初級コース)の申込締切日時を、6月1日(火)17時まで延長しました。

BLSPの第2期生となる2年次生対象の説明会には約85名が参加し、BLSPのプロジェクト担当教員である川上 智子教授によるプログラムの内容についての説明を熱心に聞き入っていました。

説明会の様子
川上教授

川上教授による説明

説明会の様子

説明会の資料については、こちら〔PDF:965KB〕をご覧ください。

10.05.24

2年次生対象のBLSP説明会を開催(5/27)

商学部2年次生を対象に、下記の通り、 BLSP説明会を開催します。

BLSPの履修を検討している2年次生の方は、応募方法や履修方法に

ついて説明しますので、ぜひ参加してください。

            記

2年次生対象BLSP説明会

【日時】 2010年5月27日(木)12:20~12:50

【場所】 ビッグホール100

本件についてのお問合せは

商学部 川上までお願いします。

ktomoko@kansai-u.ac.jp (※@を半角に変えてください)

以上

10.05.17

5/31(月)フランフランの髙島郁夫社長が講演されます!

BLSP選択科目「ビジネス研究(アントレプレナー)」「ビジネス特殊研究(アントレ

プレナー)」の時間帯に,商学部・商学会共催による学術講演会を

次のとおり開催いたします。

髙島社長は本学経済学部のOBで,インテリア家具・雑貨のフランフラン等の

小売チェーンを経営されています。

事前の申し込みは不要ですので、商学部生以外の方もぜひご参加ください。

日 時 : 平成22年5月31日(月) 13時~14時30分(第3時限)

場 所 : 第2学舎4号館 BIG ホール100

演 題 : 「私の起業体験とこれからのビジネス戦略」

講 師 : 株式会社バルス 代表取締役社長

髙 島 郁 夫 氏

※詳細についてはこちら〔チラシ:PDF〕をご覧ください。

10.04.22

アントレプレナーの講義が始まりました。

Entrepreneurship 01.jpg

春学期BLSP選択科目として「ビジネス研究(アントレプレナー)」が開講されています。この科目は、起業家精神(アントレプレナーシップ)を培うために、ビジネスリーダー養成特別プログラム(BLSP)の学生のために今年から新規開講された科目です。

講義は、現場の第一線で活躍されている、現役の弁護士、公認会計士、税理士、司法書士、中小企業診断士、弁理士、起業家といった実務家の先生方によるリレー方式で行われています(月曜3限、コーディネータ:真造豊久先生)。

第2回目の講義(4/19)では、弁護士の小林寛治先生から、「起業に必要な知識と法務」というテーマでお話がありました。講義の中で、小林先生は、

・レストランを開業しようとして、カウンター工事を発注したら、思っていた高さに作ってくれなかった。口頭で契約していた場合、修理の費用は支払わなければならないのか。

・インターネットオークションに関わるビジネスを行う場合、どのような法規やガイドラインに注意しなければならないのか。

・リース契約を途中で解約したい場合、残金処理はどうなるか。

・建物賃貸借契約書を作成する際に、注意しなければならないポイントは何か。

Entrepreneurship 02.jpg

といった、身近なケースを取り上げて、わかりやすく説明されました。

将来、ベンチャー起業を考えている学生にも、大企業への就職を考えている学生にも、非常に役立つ知識が満載の講義となっています。

***

BLSPでは、このように実務に直結した内容の講義も提供しています。講義の詳細については、下記のシラバスをご覧ください。

ビジネス研究(アントレプレナー)シラバス  Entrepreneurship Syllabus.pdf

10.03.20

ワシントン大学訪問

blog.jpg関西大学商学部准教授の小野です。

3月10日から14日まで、米国ワシントン大ビジネススクールを訪問してきました。メインの目的は、リーダーシップ論の世界的権威のブルース・アボリオ教授と面会することでした。

アボリオ先生は、変革型リーダーシップ研究、最近ではオーセンティック(真正)リーダーシップの研究者として著名な人物です。

当日は、アボリオ先生のほかにリーダーシップ・プログラムを担当されているモリー教授にもご参加いただき、大変有意義な会談となりました。

話題としては、リーダーシップ教育プログラムの進め方が中心でありましたが、私の個人的に研究関心の高い真正リーダーシップについてもお話させていただきました。

ところで、先程から「オーセンティック(真正)リーダーシップ」という余り聞きなれない専門用語を出しているのですが、オーセンティック(真正)リーダーシップとは、リーダーシップにおいてリーダーの道徳や倫理的側面を重んじた考え方で、リーダーは自ら範を示すことによって、フォロワーに対しても道徳や倫理的側面についえ影響を与えるというものです。そうすることによって、組織全体に道徳や倫理性が涵養され、組織は結果として持続的成長を遂げるという考え方に基づくリーダーシップ論です。

この考え方は、前回お話したサーバント(奉仕する)リーダーシップにも通じる考え方であり、最近のリーダーシップ論のトレンドとして、リーダーやフォロワーの行動特性だけでなく、基本的思考を深く考えるようになってきていると思います。

オーセンティック(真正)リーダーシップの考え方は、理論的発展が期待されるだけではなく、今後リーダーシップ教育のプログラムに関しても深く影響するものと思われます。私も、オーセンティック(真正)リーダーシップの研究とBLSPのプログラムにどのように活かしていければよいか、取り組んでいきます。

10.03.18

ヨークで見かけた英語 (1)

英語学習では,標識や表示で使われていることばはとてもよい教材です。

これからいくつか,ヨークで見かけた表現を紹介していきます。

この写真はホテルのサインで,ドアの外に出すものです。

I'm listening intently for that pin.とは「静かにしてください」の意味ですが,

どうしてそのような意味になるのか考えてみましょう。

ヒント:英語では静かであることの喩えとしてpinを使って表現します。

辞書のpinの項目を読んでみましょう。

York Picture 1.JPG

10.02.26

英語をモノにする(1)

英語を読んだり,書いたり,聞いたり,話したりする能力が
仕事で重要になりつつあるのは,もう言わずもがなですが
これら4技能のコアになるのは,語彙力と言われています。

皆さんは自分の語彙(単語や熟語)の力に自信がありますか?
単語の勉強というと英単語+日本語訳を覚えること,のようで
そのような単純な学習が,退屈な苦行に思える人は少なくないかもしれません。
(というか,私もその一人です。。。)

でもやっぱり,実践の場に出てみると
「単語を知らなきゃ話しにならん。。。」と痛感するのも事実。
通訳をしている友人を見ていても,通訳の仕事の数週間前から,
その分野でよく使われる単語や言い回しを頭に叩き込み,現場に臨むようです。

では,ビジネス志す学生が頭に叩き込むべき語彙とはどんなものでしょうか?
ビジネスの文献を読む時に,ビジネスアイディアを発表する時に必要な語彙知識,
とはどんなものでしょうか?

そのような「問い」への答えを求めて
2009年度の「プレゼンテーション入門」の授業では,
Business Words to Knowというミッションに取り組んでもらいました。
ミッションの内容は:
①プレゼンテーションの原稿作成中に調べた単語(日→英,英→日)を書き出す。
②調べた時に感じた疑問や,へーそうなんだ!と思った発見を書き出す。
です。

その結果,なんと1900件の質問+発見が集まりました。(みんな頑張った!すごい!)
そこで,頑張って書いてくれた質問や発見のうち,特に「だよね!」と思うものを
HP上で解答・解説していきたいと思います。
ミッションに参加した人,期待して待っていて下さい。

今後もこのミッションを続けて,
商学部生による商学部生のための語彙データベースができると
素晴らしいなぁと思っています。

前置きが長くなりましたが,,,

では,今日はその第一弾。***********************

「almostとnearlyの違いはなに?」

なるほど,気になる~。という良い質問です。
和英をひくと,両方あって,どっちを使ったらいいのか迷うよね。

実は,意味の違いは現在ではそれほどなく,
多くの場合以下のように言い換え可能です。
I've got almost/nearly every CD they've made.

ただし,使い方の違いは以下のように少しあります。
・nearlyは数字と共によく使われる。
 There were nearly 200 people at the meeting.

・nearlyは,any, anybody, anything,nobodyなどと使うことができないが
 almostは使える。
 ×They'll eat nearly anything. ○They'll eat almost anything. 

・almostは米国で,nearlyは英国でよく使われる。

では,今日の「英語をモノにする」講座はここまで。
Cheers!

10.02.15

シアトルのワシントン大学より

今年9月にBLSPの「実践海外研修」で訪れるシアトルのワシントン大学からメッセージが届きました。ワシントン大学ビジネススクールと関西大学商学部が共同で開発したプログラムについて、説明されています。どのようにプログラムを開発してきたと言っているでしょうか。現地ではどのようなことが経験できそうでしょうか。英語で聴き取ってみましょう。

ここをクリック 

ワシントン大学からのメッセージ(動画)

Study abroad in Seattle.jpg

※BLSP「海外実践研修」

 BLSPの3年次春学期配当科目(夏季集中講義)。2010年度は9月上旬にアメリカ合衆国シアトルで1週間の現地ワークショップを行います。卒業所要単位2単位を修得でき、ワシントン大学ビジネススクールからも修了書が授与されます。Playful & Cool に将来のビジネスリーダーを目指すBLSPの特徴的な科目の一つ。

 現地では、ワシントン大学ビジネススクールの教員による、リーダーシップやビジネスに関する専門科目の講義、マイクロソフト本社での英語プレゼンテーション、スターバックス本社の見学等を実施。英語漬けの1週間を過ごします。2010年度が第1回目の実施となります。

10.02.09

1年次生対象のBLSP(ビジネスリーダー特別プログラム)説明会〔1月28日〕を開催しました!

1月28日(木)18:00より第2学舎1号館5階A501教室において、1年次生対象のBLSP説明会を開催しました。

BLSPとは、ビジネスリーダー特別プログラム(Business Leader Special Program)の略称です。

BLSPは「英語に強いプロアクティブ・リーダーの育成」を目指し、プロジェクト実践力と英語力を少人数教育で同時強化するプログラムで、平成20年度「質の高い大学教育推進プログラム」(教育GP)にも採択されています。

BLSPでは、2年次で「英語プレゼンテーション」「ビジネスモデル入門」「リーダーシップ論」等の基礎的な科目を受講し、3年次からは、海外で英語ワークショップを行うためのプロジェクト科目や英語のプレゼンテーション能力を高める英語コミュニケーション科目等を履修します。プロジェクト科目では、企業等と連携した新製品開発や、IT(データマイニング)を応用した実践的な講義も行われる予定です。

BLSPの第2期生となる1年次生対象の説明会には、約90名が参加し、BLSPのプロジェクト担当教員である川上 智子教授、岸谷 和広准教授、馬場 一准教授によるプログラムの内容や選考方法、出願資格等についての説明を熱心に聞き入っていました。

説明後には、教員免許取得との両立の可否、各教員のゼミの特色や「海外ワークショップ」に関して等、大変活発に質疑応答が行われました。

馬場准教授からの概要説明の様子  質疑応答の様子 馬場 一准教授 

川上 智子教授

岸谷 和広准教授

☆写真をクリックすると大きく表示されます。

なお、3月9日(火)10:00~12:00、第2学舎2号館C204教室において、新3年次(現2年次)BLSP履修生を対象に、3・4年次の履修に関する説明会を開催します。

10.02.06

受講生対象の調査を実施しています。

秋学期に2年次演習CORES、またはBLSP科目を履修した学生、

新3年次よりBLSPを履修する予定の学生を対象に、ウェブ調査を

実施しています。対象者の方は、インフォメーションシステムの

個人伝言で連絡したサイトで下記の期間内に回答してください。

該当者の方で、調査・回答方法の連絡が届いていない場合には

下記の連絡先までお問い合わせください。

教育GPにかかわるプログラムの改善と成果測定のため、

ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

【調査期間】 平成22年2月1日(月)~2月25日(木)

【問い合わせ先】

教育GPリーダー 商学部 川上 ktomoko@kansai-u.ac.jp

       ※@を小文字に変換してください。

10.01.14

Make It in Business! - Business Communication のための教科書が刊行されます。

ビジネスの場で必要なコミュニケーションの知識や英語表現を学ぶための教科書,『Make It in Business はじめの一歩』 (岡本真由美,中邑光男)が2010年2月1日にセンゲージラーニングより刊行されます。 ピカピカの新入社員一年生が,失敗しながらも苦情処理,海外出張,プレゼンテーションなどを経験し,言語表現を判断・分析する方法を学んでいく,という内容です。

Make it in Business.JPG詳細はこちら →  Make It in Business leaflet.pdf

09.12.09

アンソニー・ディ・ベネディート客員教授が来日され、授業が始まりました!

関西大学商学部では、7月に招へいしたマーク・E・パリー客員教授に続き、2009年12月8日(火)~12月12日(土)まで、アメリカ合衆国フィラデルフィア州テンプル大学のアンソニー・ディ・ベネディート教授を客員教授に迎え、集中講義の形態で『ビジネス特殊研究(イノベーション)』をご担当いただきます。

ディ・ベネディート教授は、アメリカのみならず、オランダ、イタリアなど欧州の大学での講義経験が豊富で、日本語を含めた6ヶ国語を話されます。

これまでに80本以上の学術論文を公刊され、Great Minds of the 21st Century, Who's Who Among American Teachers 等に名前が掲載されるとともに、ジャーナル・オブ・プロダクト・イノベーション・マネジメントという、経営学分野で世界のトップ10に入るジャーナルの編集長等、教育・研究の両面において顕著な活躍をされています。

商学部は、平成20年度入学生から「英語と会計に強いビジネスリーダー」を目指す新しいカリキュラムをスタートさせました。今回の集中講義はすべて英語で行われています。

ディ・ベネディート客員教授には、平成20-22年度文部科学省「質の高い大学教育推進プログラム(教育GP)」に採択された「英語に強いプロアクティブ・リーダーの育成」プログラムの1つであるビジネスリーダー特別プログラム(BLSP)」の講義担当およびプログラム・アドバイザーとして、今後数年にわたりご協力いただく予定です。

「英語に強いプロアクティブ・リーダーの育成」は、KUBIC(キュービック:Kansai Universiy Biz plan Competition)、CORES(コレス:CORE Skill Program)、BLSP(ビジネスリーダー特別プログラム:Business Leader Special Program)、BestA(ベスタ:Business English Study Abroad)という商学部独自の4つの教育プログラムで構成され、グローバル・ビジネス・リーダーの育成をめざしています。

Anthony Di Benedetto客員教授 授業の様子 Anthony Di Benedetto客員教授 授業での自己紹介の様子

☆写真をクリックすると大きく表示されます。

09.11.19

ディベネディート先生からのメッセージ

外国人客員教授のアンソニー・ディベネディート(Anthony Di Benedetto)先生から

メッセージが届きました。ディベネディート先生は、アメリカ合衆国テンプル大学の

教授で、12月8日(火)から12日(土)まで、関西大学商学部で集中講義をされる

ために来日されます。

ディベネディート先生は、Journal of Product Innovation Management という

経営学分野のトップジャーナルの編集長を務められており、各国の大学や学会で

講義や講演の機会も多く、グローバルに活躍されている世界的に著名な研究者

です。

anthony.jpg

12月にどのような内容の講義をされるのか、英語で聴きとってみましょう。

ディベィート先生からのメッセージ(動画)

09.11.14

BLSPオフィスアワーの実施について

2008年度入学生のBLSP志望者を対象に下記の要領でオフィスアワーを実施します。

プログラムの内容や選考方法等について、質問がある方は気軽に参加してください。

プロジェクト担当予定教員(川上・岸谷・馬場)が対応します。

【日時】 11月18日(水)~12月1日(火)12:10~13:00  ただし土日祝を除く。

【場所】 経商C209教室

<BLSPの履修に関する留意事項>

※BLSPでは、12月4日(金)に履修申込を受け付けた後、12月14日(月)に面接を

  実施します。

※BLSPでは、2年次の間にTOEICを受験することが履修要件となっています。

  面接時までにTOEICの受験 (または受験申込)をしていない場合には、

  オフィスアワーや面接の機会に、受験予定について教員と相談してください。

※その他、BLSPの履修に関する詳細は、配布した履修要領の冊子と

  インフォメーションシステムを各自、参照してください。

09.11.02

商学部教員が執筆した『事業創造のための実践ビジネスプラン』が刊行されました!

関西大学商学部では、2007年より2年次演習でビジネスプラン作成に取り組むCORES(コレス:ビジネスプラン教育プログラム)を実施しています。


2009年10月、そのCORESで使用するテキストとして、商学部の教員9名が共同で執筆した『事業創造のための実践ビジネスプラン : 「社会人基礎力」を鍛える』(川上智子・徳常泰之・岸谷和広編著)が中央経済社から刊行されました。


本テキストは、商学部の学生はもちろん、KUBICへの応募を考えている高校生や他大学の学生の方、ベンチャー企業の創業を考えている方、 事業の企画書や提案書を作成する機会のある社会人の方にも参考になる内容となっています。

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CORES 〔CORE Skill Program : コレス = ビジネスプラン教育プログラム〕 について

CORESは、関西大学商学部の2年次演習で実施しているプログラムで、ビジネスプランの作成を通じて、実行力・思考力・チームワークという3つの要素を持つ「社会人基礎力」の育成を図るものです。

CORESには、2007年に10ゼミ、2008年に12ゼミが参加しました。

2009年には15ゼミが参加し、12月の共同ゼミ発表会と関西大学商学部が全国規模で開催している関西大学ビジネスプラン・コンペティション(KUBIC:キュービック)KUBIC2010への応募を目指し、ビジネスプランの作成に取り組んでいます。

KUBIC2009の大学の部の準優勝は、CORES履修生のプランが受賞しました。

CORESは、平成20-22年度文部科学省「質の高い大学教育推進プログラム(教育GP)」に採択された関西大学商学部の4つのプログラムの1つでもあります。

商学部の教育GPについては下記ホームページをご参照ください。
http://www.kansai-u.ac.jp/Fc_com/proactive_leader/outline/index.html

09.11.02

ビジネスリーダー養成特別プログラム(BLSP)創設第2回講演会〔10月21日〕を開催しました。

関西大学商学部では、ビジネスリーダー養成特別プログラム(BLSP)創設第2回講演会を、平成21年10月21日(水) 10時40分~12時10分(第2時限)に、第2学舎2号館 5階C507教室において開催しました。

ワシントン大学名誉教授である、ジェリー・サリバン博士を講師にお迎えし、"Japanese Business in America : Failure and Rebirth" (米国における日本ビジネス:失敗と再生)という演題でご講演いただきました。

サリバン博士は、アメリカにおける日本企業の直接投資行動に焦点を当て、戦後からの日本経済のモデル、バブル崩壊後明らかになったそのモデルの限界、そして日米における経済成長モデルの違いについて、企業システムやマーケティング戦略などを例にとり明らかにしました。

また、米国で調査した日本人マネージャーに対する評価結果から、彼らが米国では非常に評判が良いこと、米国での日本からの直接投資におけるROIが従来低い水準にとどまっていたものの、状況は改善されつつあり、日米間の将来は明るいという結論をだされるなど、日米経済についての広範囲な内容をカバーする非常に示唆に富むご講演でした。

講演会には、主に商学部生約100名が出席し、大変熱心に聞き入っていました。

サリバン博士は、分かりやすい単語を用いてゆっくりと話をしてくださったので、難しい内容にも関わらず多くの学生が内容を理解でき、講演内容に興味を覚え、また、ビジネス英語の勉強としても大変参考になったようでした。

講演後も、多数の学生が英語で熱心に質問をする姿が見られました。

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09.10.28

ビジネスリーダー養成特別プログラム(BLSP)創設第1回講演会〔10月16日〕を開催しました。

関西大学商学部 主催で、ビジネスリーダー養成特別プログラム(BLSP)創設第1回講演会を、平成21年10月16日(金) 16時20分~17時50分(第5時限)に、第2学舎4号館 BIGホール100において開催しました。

関西大学商学部特別任用教授である、金井 壽宏 教授(神戸大学大学院経営学研究科教授)を講師に迎え、 「ジュニア・リーダーシップのすすめ ~若いときから打ち込むものがあり、リーダーシップを発揮することの意味~」という演題でご講演いただきました。

金井 壽宏 教授は、リーダーシップについて身近な題材や先生が今までに取材された人物を例にあげて大変わかりやすくお話いただきました。

子どもの遊びの中でもリーダーシップが発揮されていること、偉大なリーダーといわれる人物も最初からリーダーだったわけではないこと、今まで何かに打ち込んで達成することを経験した人はそれが自信となり、他の領域でも自信を持って取り組むことができる、それがリーダーシップ発揮の原点になるというお話をしていただきました。

金井先生から、学生の皆さんには、今のうちにとことん打ち込むことができることを見つけ、本気でやり抜いて欲しい、また、自分が動くことでひとを動かせる人間になって欲しいというメッセージが伝えられました。

講演会には、主に商学部生約315名が出席し、大変熱心に聞き入っていました。

講演後も、多数の学生が熱心に質問をしていました。

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