システム理工学部

現代社会の先端科学技術を支える幅広い視野と
高い専門知識をもった人材を育成。

【研究室】 ダイナミクスコンピューティング

伊藤 秀隆 教授

h.ito@kansai-u.ac.jp

【研究分野】 ダイナミクスコンピューティング

さまざまな自然現象、生命現象や電子回路などの人工物に見られる複雑で豊富な振動パターンの数理的解析に基づいて、柔軟で臨機応変なソフトウェアやモノの振る舞いを生み出す「賢い数式」をコンピュータで自動設計する方法の探究を行っています。

動的システムの軌道設計

【研究室】 アルゴリズム工学

榎原 博之 教授

ebara@kansai-u.ac.jp

【研究分野】 コンピュータ・サイエンス

効率の良い荷物の配送方法や人が移動する場合の最適な交通手段や経路を見つけるアルゴリズム(プログラムを作る上での考え方)について研究しています。機械学習(ディープラーニング)を使ったアルゴリズムや高性能計算サーバを使って並列で処理するアルゴリズムを研究しています。

メニーコア・コプロセッサ搭載計算サーバ

【研究室】 電気機器

大橋 俊介 教授

【研究分野】 電気機器

電気と磁気(磁石)の作用を使ってクリーンな状態で物を動かしたり、浮かしたりする新しいシステムの研究を行っています。電車や電気自動車、さらにリニア地下鉄、超電導リニアモーターカーの実現に利用されている技術です。

電気自動車

【研究室】 音情報システム

梶川 嘉延 教授

kaji@kansai-u.ac.jp

【研究分野】 音情報システム

騒音をスピーカからの音で消音するノイズキャンセリング技術、耳形状の個人差を利用して音で個人認証を行う耳認証システム、人工知能を利用してスマートフォン向けのマイクロスピーカの設計を支援するシステムなど、音に関わる研究を行っています。

オーディオスポットシステム

【研究室】 波動情報工学

北村 敏明 教授

kita@kansai-u.ac.jp

【研究分野】 波動情報工学

メタマテリアルとは、自然界の物質には無い振る舞いをする人工物質のことであるが、人間の耳はその寸法からは想像できないような機能をもち、メタマテリアルとして捉えることができるのではないかということで、そのメカニズムについて研究を行っています。

高周波デバイスの特性測定

【研究室】 知識情報システム

小尻 智子 教授

【研究分野】 知的活動支援システム

人が頭を使いながら行う「知的な活動」を支援することを目的にしています。上手くいかない理由を考え、上手くいかないことを代わりにやってくれたり、上手くいかないことを解決できるようなトレーニングができたりするシステムを作っています。

ICT面接トレーニング

【研究室】 超高周波工学

佐伯 拓 教授

tsaiki@kansai-u.ac.jp

【研究分野】 レーザー工学・エネルギー

太陽光からつくられる人工の光(電磁波)と金属を用いたエネルギーサイクルを研究しています。ここで得られる金属ナノ粒子焼成板は、通常の金属とは大きく異なる性質を持ち、高性能な金属空気電池、低コストな電子回路、発光素子や磁気材料等に応用されます。

太陽光直接励起レーザー

【研究室】 計測物性工学

田實 佳郎 教授

【研究分野】 Smart material and system

「インターネットにつながる衣服」といわれる身に着けやすくファション性の高いウェアラブルセンサの研究をしています。センサとは変換器のことで、現実世界とインターネットの情報をつなぐ役割しています。このセンサを通して得られた情報がAI解析を通して、社会に有益な知見になります。

飾り結び圧電組紐センサ(チョーカ)で脈動計測(Wi-fi通信)

【研究室】 感性情報システム

徳丸 正孝 教授

toku@kansai-u.ac.jp

【研究分野】 感性情報工学

人の感性や感情を理解したり、感情を表現したりすることのできるコンピュータシステムやロボットの実現をめざして、人の個性や好みを分析する技術や、生き物らしいふるまいや感情表現を自動生成する進化計算モデルなどの研究を行っています。

協調デザイン支援ロボット

【研究室】 電気応用システム

濱田 昌司 教授

shamada@kansai-u.ac.jp

【研究分野】 電気応用工学・生体電磁工学

人体に電圧・電界・磁界などがかかると、有益な効果が現れる場合と悪影響が現れる場合があります。悪影響を抑えて有益な効果だけを得るため、数値解析と実測に基づき、生体内外の電磁界を自在にあやつる方法を考え、電気機器・設備の性能と安全性を高める研究を行います。

感電時の体内電界分布の数値計算例

【研究室】 情報回路システム

肥川 宏臣 教授

hikawa@kansai-u.ac.jp

【研究分野】 情報回路システム

生物の脳をモデルにした情報処理システムであるニューラルネットワークと自己組織化マップを画像認識などへ応用する研究を行っています。その際に、脳の活動を模倣する仕組みを組み込むことで、より実際の脳に近いニューラルネットワークの開発をめざしています。

指文字認識システム

【研究室】 ネットワークデザイン

平田 孝志 教授

hirata@kansai-u.ac.jp

【研究分野】 情報ネットワーク

インターネットに代表される情報通信ネットワークに関して、光や無線といった新しいネットワークの最適設計や、伝送効率の改善や省電力化のための方法の提案などにより、ネットワークをもっと快適で便利に使えるようにするための研究を行っています。

全光ネットワーク

【研究室】 電子制御

前田 裕 教授

maedayut@kansai-u.ac.jp

【研究分野】 ソフトコンピューティング / コンピュテーショナルインテリジェンス

人間に代表される生体系の高度な情報処理機能や知能を解明するという観点から、Computational intelligenceの電子回路での実現、ドローン、ロボットの制御や信号処理への応用に関する研究を行っている。

ロボットの実験の様子

【研究室】 光情報システム

松島 恭治 教授

matsu@kansai-u.ac.jp

【研究分野】 光情報システム

3次元立体画像を表示するホログラムをコンピュータ技術により作り出す研究や、同様にコンピュータを用いて光を制御する技術、さらに光の情報をコンピュータに取り込んだり、コンピュータ内でシミュレーションしたりする研究をしています。

コンピュータで合成したホログラムの再生像

【研究室】 情報数理工学

三好 誠司 教授

miyoshi@kansai-u.ac.jp

【研究分野】 確率的情報処理

確率、統計、物理の知識を使って情報に関わる種々の問題の解明に取り組んでいます。知的な喜びがモチベーションですが、最終的には、賢い知能システム、ドローンの自律飛行、高性能な音響系、高精細なカメラの実現など我々の生活が豊かになることをめざしています。

真の教師、教師、生徒から構成される三階層のモデル

【研究室】 画像処理工学

棟安 実治 教授

muneyasu@kansai-u.ac.jp

【研究分野】 画像処理工学

「画像」についての研究、例えば、皆さんが撮影した画像をきれいにすることから始まって、ポスターのロゴマークを使って関連するHPにアクセスできるようにしたり、歯医者さんで撮影するレントゲンから病気を見つけたり、といった幅広いことをやっています。

画像からのデータ読み取り実験

【研究室】 情報通信工学

山本 幹 教授

yama-m@kansai-u.ac.jp

【研究分野】 情報通信工学

情報転送を支えるインフラとして広く使われているコンピュータネットワークに対し、いかに効率的にユーザのもとへコンテンツを届けるか、そして多くのユーザで共有して使用するネットワーク資源をいかに公平に割り当てるか、という観点でのネットワーク技術全般に関する研究を行っています。

次世代インターネットへの取り組み

【研究室】 電気エネルギー工学

山本 靖 教授

yama3707@kansai-u.ac.jp

【研究分野】 核融合工学・エネルギー変換

魅力ある核融合発電炉の実用化に向けて,発電システムの高度化・高効率化の研究をしています。特に高温化(700度以上)において課題となる材料中の水素同位体の透過特性等に焦点をあてています。また,イオン源やプラズマ中性子源の開発を行っています。

核融合エネルギーの利用

【研究室】 ワイヤレスネットワーキング

四方 博之 教授

【研究分野】 ワイヤレスネットワーキング

センサを取り付けたロボットが群れを作って互いに通信しながら移動し有害物質等の探索を行う移動センシング技術や構造物・人体・道路・農地等様々な場所に取り付けたセンサの情報を低消費電力で収集する通信技術等IoT社会を支える通信技術に関する研究を行っています。

群ロボットネットワーク用実験プラットフォーム

【研究室】 情報ネットワーク

和田 友孝 教授

wadat@kansai-u.ac.jp

【研究分野】 ワイヤレス通信システム

携帯電話などに使われている無線通信技術をさまざまな分野に応用する研究をしています。例えば、次世代高度交通システムのための車両間通信や車両歩行者間通信、災害時に役立つ緊急救命避難支援システム、電子タグを利用した屋内ナビゲーションなどです。

歩行者の飛び出し予測実験

【研究室】 電子デバイス工学

佐藤 伸吾 准教授

【研究分野】 半導体デバイス物理学

スマートフォン、USBメモリ、自動車、家電製品、太陽光発電など身の回りのあらゆる電気製品で使われているさまざまな半導体の高性能化・高効率化をめざして、半導体部品の製造方法や電気の流れ方等を実験とシミュレーション双方から研究しています。

量子効果を含むSi-SiO2界面近傍の電子濃度分布

【研究室】 計測物性工学

宝田 隼 准教授

takarada@kansai-u.ac.jp

【研究分野】 機能変換材料、圧電デバイス

引張・曲げ・ねじりよって電気が発生する高分子を用いたセンシングシステムの研究を行っています。高分子の特性を調べること、生体の動作をセンシングすること、データをクラウド上に格納することを通じてシステムを開発しています。介護や医療分野への応用が期待されます。

強誘電高分子薄膜のナノ領域における分極反転の電界印加時間依存性

【研究室】 計算機システム工学

花田 良子 准教授

hanada@kansai-u.ac.jp

【研究分野】 知的システムデザイン

知的な人工物を最適化の技術を使って設計する研究を行っています。最適化とは所与の制約のもと、あらかじめ設定された目的を最もよく達成する解を求めることをいい、設計や意思決定、制御など工学諸分野でみられる問題です。ここではこれらを解くための手法を開発しています。

並列計算による最短経路探索

【研究室】 情報数理工学

本仲 君子 准教授

motonaka@kansai-u.ac.jp

【研究分野】 自律移動システム

建物内の巡回警備、誘導、人が入れない場所の自動探査などを目的として、室内用の小型ドローンが自動で障害物を避けながら目標地点まで自律飛行を行うための制御や、エネルギーを極力節約しながら群飛行するための制御などに関する研究などを行っています。

制御対象の屋内用小型ドローン

【研究室】 画像処理工学

吉田 壮 准教授

sohy@kansai-u.ac.jp

【研究分野】 マルチメディア情報処理

画像や映像中に含まれるものや意味を理解する技術を開発しています。それらを発展させ、ユーザがインターネットやデータベース中の大量のマルチメディアデータにアクセスして望むデータを検索可能とし、知識発見を支援する技術に関する研究を行っています。

ユーザーの興味に基づいたマルチメディア情報検索

【研究室】 情報電磁気学

米津 大吾 准教授

yonetsu@kansai-u.ac.jp

【研究分野】 電磁気学

電気自動車やスマートフォンの充電を簡単に行うためのワイヤレス給電装置の高効率化のための設計技術の開発を行っています。また,IH調理器による鍋の加熱特性,モータから発生する電磁ノイズ対策や風力発電設備への雷撃対策のための解析技術の開発を行っています。

非接触給電装置における磁束密度分布シミュレーション

【研究室】 感性情報システム

アイエドゥン エマヌエル 助教

emay@kansai-u.ac.jp

【研究分野】 感性情報システム

人間への共感、気配り、意欲を引き出すような感情知能を備えたコンピュータシステムの社会実装・普及は、人と情報テクノロジーの共生のための喫緊の課題です。私の研究では、特に人とコンピュータの会話を対象とし、人の情動側面に直接働きかけることを狙いとした対話システムを開発しています。

会話意欲向上支援を狙いとした会話エージェント

【研究室】 電気エネルギー工学

大澤 穂高 助教

osawa@kansai-u.ac.jp

【研究分野】 プラズマ応用工学

物質の状態には固体、液体、気体に続いてプラズマと呼ばれる高温の電離気体の状態があります。このプラズマを外部から電界や磁界をかけることによってコントロールすることで医療用中性子源や核融合炉などに役立てるように研究を続けています。

プラズマ中性子源のイオン源の放電の様子

【研究室】 光学システムの設計

西 寛仁 助教

h_nishi@kansai-u.ac.jp

【研究分野】 光学システムの設計

波動光学技術は加工・通信等様々な分野で活用されており、我々の日常生活にも広く浸透しています。一方、解析技術が確立しておらず実際のシステムをPC上で正確に解析することは困難です。そこで、これらのシステムを誰でも簡単に解析できるソフトを開発しています。

レーザー直接描画による回折光学素子の作製

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