KANSAI UNIVERSITY

システム理工学部

極微の素粒子から物質、生物、そして宇宙までを対象にその本質を探究する。 極微の素粒子から物質、生物、そして宇宙までを対象にその本質を探究する。

物理学は極微の素粒子から物質、生物、そして宇宙全体までを対象にする学問です。自然現象の本質を解明する研究成果や理論が社会に大きな変化をもたらしている例は、枚挙にいとまがありません。本学科では、このような研究成果を社会に還元し、世界の発展に貢献できる技術者・研究者の育成をめざしています。卒業生は、情報、電機、機械、化学などの産業界をはじめ、さまざまな分野での活躍が期待されています。

学びのスタイル

理工学研究科 システム理工学専攻
博士課程前期課程 2年次生
山中 翔太

研究テーマ

プラズモニクスを利用したアップコンバージョン発光ガラス材料の開発

小さなエネルギーから大きなエネルギーを得る、そんな夢を実現するナノテクノロジーを追究。 小さなエネルギーから大きなエネルギーを得る、そんな夢を実現するナノテクノロジーを追究。

研究テーマにある「プラズモニクス」とは、金属ナノ粒子中の自由電子の振動(プラズモン)により発生する強い光や電界を利用する技術のことです。私は環境に無害な金属ナノ粒子のプラズモンを活用して、エネルギーの小さな赤外線からエネルギーの大きな可視光を作り出すガラス材料の開発を目標に研究しています。成功すれば、より環境に優しい材料で、太陽光発電の効率を上げたり暗い部屋を明るくできる可能性がある、とても夢のある研究です。これは私が立ち上げた研究。自分で実験の計画を立てて、確かめながら取り組めるのが醍醐味です。金属ナノ粒子がどの波長(エネルギー)の光と相互作用するかは、ナノ粒子の大きさに依存します。ナノ粒子はスパッタ法で作製しますが、赤外線を吸収するナノ粒子の作製条件を見つけるのに苦労しました。研究は試行錯誤の連続ですが、研究室の仲間と情報を交換。狙った物性が確認できたときの喜びは大きいですね。将来は、照明やディスプレイなど、光に関するものづくりの仕事を視野に、研究に集中できる大学院生活を満喫しています。

サイズによる物性の変化を、多彩な産業に応用する。物理のもつ無限の可能性を感じられる学科です。

ナノサイズの物質が示す特異な性質は、光デバイスはもちろんバイオセンサーやメディカルなど、多彩な分野に役立っています。山中さんは、ナノ粒子特有の性質を利用した独創的な研究に取り組み大きく成長しています。物理学は、卒業生の多彩な進路先からも分かるように自然科学や科学技術の根底を支える学問です。物理学の「極めてシンプルな美」を知るのも本学科で学ぶ楽しみの一つです。

物理・応用物理学科
稲田 貢 教授

学びのキーワード

【新しい実験装置を開発したい】
【コンピュータを使って大計算をしたい】
【自然法則を探究したい】

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コース紹介

基礎・計算物理コース

量子力学を中心に、解析力学、統計力学、流体力学など物理学の骨格となる科目を学び、研究者、技術者、教員となる基礎を身につけます。数値計算に関する科目も充実しており、コンピュータを駆使して数式を可視化する方法も身につけることができます。

応用物理コース

量子力学、電磁気学、波動などの基本的科目を学んだ上で、物理学の工学的応用に必要な基礎を身につけます。多くの実験科目が用意されており、知識のみでなく、装置開発や計測技術の習得を通じて技術者としての素養も身につけることができます。

  • 超高圧における物質構造の理論的予測

  • チャネル流における秩序構造

  • ガラス円柱の振動モードの光学的可視化像

  • 50ナノメートルのナノギャップ電極間に堆積したシリコンナノワイヤー

取得できる資格

所定単位を修得すると資格を取得できるもの

中学校教諭一種免許状〔数学・理科〕
高等学校教諭一種免許状〔数学・理科〕、司書、司書教諭、学芸員

所定単位を修得すると在学時から受験資格が得られるもの

甲種危険物取扱者

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