イベント情報 2024.03.21
3月19日に挙行された卒業式の裏側で、今年の秋の収穫・製造をめざす「関大クラフトビール」製作企画(関大ブリュープロジェクト)のキックオフイベントとして、ホップの苗植えセレモニーを挙行しました!
(左から)山本教育後援会会長、卒業生、田中校友会会長、卒業生、芝井理事長
本プロジェクトは、関西大学校友会の後援のもと、東邦レオ株式会社および株式会社NI-WA(中津ブルワリー)と連携し、大学オリジナルビールの開発を通じて環境保全や地域活性、人や企業とのパートナーシップなど様々な文脈から推進する事業であり、大阪・関西万博「TEAM EXPO 2025」共創チャレンジとしても登録する予定です。卒業後に母校に帰り、関大クラフトビールで乾杯。そんな未来をイメージしながら、卒業生や関大万博部の学生らが、芝井敬司理事長、前田裕学長、高橋智幸副学長、田中義信校友会会長、山本雅英教育後援会会長らとともに苗植えを行いました。
(左から)前田学長、卒業生2名、高橋副学長、関大万博部学生2名
■ビールが苦手・・・という人にも飲みやすいテイストに!
ビールの味が苦手な方もいますが、飲みやすい味に自由にアレンジできるのがクラフトビールの特長。例えばフルーティな味わいに仕上げるために、食品ロス削減を考慮して、"規格外果物"を活用するなどの工夫も凝らします。また、味や瓶のラベルデザイン、商品ネーミング等については、関大万博部の学生が中心となって企画し、Z世代の視点を取り入れたイマドキビールの開発を目指します。
高橋副学長(関大万博プロジェクト座長)と関大万博部学生
■ホップ栽培でキャンパス緑化&エコキャンパスを推進
環境保全の観点として、まずは千里山キャンパスの一部建物前にホップのプランターを設置し、学内の緑化およびグリーンカーテンによる省エネルギー化を図ります。また、同取組みを通じて、学内構成員のSDGs意識醸成・行動変容につなげます。なお、初年度に想定しているホップの収穫量は約15kg(設置プランター数:10個)で、330mlの瓶ビール約600本を作る計画です。
セレモニーで関大ブリュープロジェクトの概要を説明する高橋副学長
プロジェクトが生み出す多様な「関わりしろ」
セレモニーは終始和やかな雰囲気で進み、苗植え後には「すくすく育ちますように」などと願いが込められたメッセージプレートが添えられ、盛会裏に終わりました。
「卒業生をはじめ、より多くの方々と関大ビールで乾杯できますように」。そんな日を夢見て、万博プロジェクトとしてビールの完成に向けて取り組んでいきます。
ホップによるグリーンカーテンの形成イメージ