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2025.12.03

第31回関西大学FDフォーラム「予測困難な時代における学生の学習行動をいかに読み解くか」を開催しました。(10/30)

教育開発支援センターでは、10月30日に第31回関西大学FDフォーラム「予測困難な時代における学生の学習行動をいかに読み解くか」を開催し、135名の方々に参加いただきました。

社会の急速な変化やテクノロジーの進展により、未来の予測が困難なVUCA時代において、学生の学習行動を理解することはこれまで以上に重要となっています。
デジタル技術の浸透やAIの普及、新型コロナウイルス感染症を経た学習環境の変化など、学生を取り巻く状況は大きく変容しています。このような時代において、学生がどのように学び、何に価値を見出し、どのような困難に直面しているのかを読み解くことは、効果的な教育支援や学習環境の構築につながります。本フォーラムは、学生の学習行動に関する調査研究や学生自身のキャリアに関する学びの事例をもとに、現代の学生の実態を共有し、「大学での学びの条件」にいかに迫るのかについて考える機会として開催しました。

まず濱中淳子 氏(早稲田大学 教育・総合科学学術院 教授)より、「学生の成長を支える条件は何か ―質的調査に基づく大学教育再考」をテーマに基調講演をいただきました。次に本学から、松川晴美教育推進部 特別任用助教)より「キャリア教育にみる学生の学びと成長」をテーマに、山田嘉徳教育推進部 准教授)より「学生の声から学びと成長の条件を考えるということ―関西大学学生インタビュー調査より」をテーマに事例報告を行いました。

続いて、山田嘉徳(教育推進部 准教授)がモデレーターとなり、濱中先生、松川先生とともに、講演内容を踏まえたトークセッションを行いました。

実施後のアンケートでも参加者から高い評価をいただきました。
当日参加くださったみなさま、ありがとうございました。

資料等については、以下からご確認ください。 


当日資料
当日動画(学内限定公開)
アンケート結果(学内限定公開)

濱中淳子 氏(早稲田大学 教育・総合科学学術院 教授)

松川晴美(教育推進部 特別任用助教)

岩﨑千晶(教育推進部 教授/教育開発支援センター長)

植木美千子(外国語学部 准教授/教育開発支援センター副センター長)

山田嘉徳(教育推進部 准教授)