教育開発支援
センター概要
目的・業務
教育開発支援センターでは、以下の任務を行っています。
目的
本学における教育の質的向上に向けた全学的な教育支援体制に係る諸施策の企画・開発及び推進を図るとともに、組織的かつ継続的に教育内容及び教育方法の改善(FD活動)を行い、本学の教育の発展に寄与すること。
業務
- 教育内容・方法の改善の支援及び推進
- 教育効果の評価方法の開発及び実施
- 教員の教育力向上の支援及び推進
- 全学的な教育システムの調査及び開発
- 教材開発・改善の支援及び推進
- 授業に関わる相談・改善
- 授業に関わるスタッフ(TA、LA等)の資質向上支援
- 教育環境向上のための研究及び調査
- 教育内容・方法に適した教育施設・設備の立案、管理
- 大学教育に関する学内外の情報、図書、資料の収集及び分析並びに情報の発信
- その他教育開発支援センターの目的達成のために必要な事項
関西大学におけるFDの定義
建学の精神および教育理念のもと、学部・研究科等の教育目標を実現するために、個々の授業やカリキュラムの向上、及び全学的な組織や学習・教育環境の整備について、教職協働や学生参画により推進するとともに、継続的に検証を行い、さらなる改善に活かしていく活動
教育開発支援センター長
ご挨拶
センター長からのご挨拶
教育開発支援センターは、関西大学の教育の質の向上を目的として設置された組織であり、教員の教育内容と教育方法の改善を目指すFD(ファカルティ・ディベロップメント)活動の推進を中心に、さまざまな活動をおこなっています。
21世紀に入り、大学の社会的役割は大きく変化しました。それにともない、大学における高等教育のありかたも、さまざまに変化し続けています。旧来の大学教育は、学生に高度な専門的知識を伝授する教育が中心であり、学生の学びも受動的な側面が強いものでした。こうした学びのありかたへの反省から、最近では、たんに専門的な知識を身に着けるばかりでなく、その知識を社会のなかで実践的に活かして、困難な問題に立ち向かい、解決していけるような総合的な知的能力を身に着けていく新しい主体的な学びのかたちが求められるようになっています。
こうした新しい教育を実現していくためには、なによりも、教育に携わる側の意識改革と教育技能の改善、そして教育実践へのサポートが不可欠でしょう。教育開発支援センターでは、教員の教育力の向上を目指し、FDフォーラム、研修会の開催、ニューズレターの発行などを通して、FD活動を積極的に推進しているほか、教育制度をめぐる企画立案、教育実践に関する研究を積極的におこない、他大学・諸機関とも連携して、教育の質保証に向けた取り組みを進めています。さらに、TA・SAによる授業サポート、ライティングラボによる学修サポートなど、多彩な支援活動を通して、教育の質の向上に努めています。
教育開発支援センターでは、専任の四名の教員を中心に、研究員、学部生・大学院生スタッフ、事務スタッフが一体となり、関西大学の教育の改善のために日々活動しています。関西大学での学びがさらに充実し、より豊かなものに発展していくことを、スタッフ一同、願ってやみません。
関西大学 教育開発支援センター長
中澤 務(文学部 教授)
教育開発支援センター規程
教育開発支援センター開室時間・場所
時間:10:00〜16:00(月〜金)
場所:千里山キャンパス 尚文館3階(地図)