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2024.12.02
第30回関西大学FDフォーラム「大学における合理的配慮の実践と学生支援のあり方を考える」を開催しました。(11/20)
教育開発支援センターでは、学生相談・支援センターと共催で、11月20日に第30回関西大学FDフォーラム「大学における合理的配慮の実践と学生支援のあり方を考える」を開催し、137名の方々に参加いただきました。
2021年に障害者差別解消法が改正され、2024年4月1日から事業者による障害のある人への合理的配慮の提供が義務化されました。本フォーラムは、合理的配慮の基本的な概念とその重要性を理解し、事例を踏まえながら、これからの学生支援のあり方について一緒に考えることを目的に開催いたしました。
まず西村優紀美 氏(前 富山大学 保健管理センター 客員准教授)より、「発達障害学生への修学支援―合理的配慮の実践と課題―」をテーマに基調講演をいただきました。次に本学の事例報告として、林 宏昭 氏(関西大学 経済学部 教授/前 学生相談・支援センター長)より概要説明があり、神藤典子 氏(関西大学 学生相談・支援センター)より「関西大学における学生支援体制づくりとその好影響」をテーマに事例報告を、藤原隆宏 氏(関西大学 学生相談・支援センター)より「関西大学における合理的配慮のプロセスと支援の実際」をテーマに事例報告を行いました。
続いて、山田剛史(教育推進部 教授)がモデレーターとなり、参加者同士で、各々の環境や立場から事例や課題など意見交換し、グループディスカッションを行いました。
その後の全体でのディスカッションでは、西村先生、林先生、神藤氏、藤原氏とともに、講演内容を踏まえたセッションを行いました。
登壇者からのお話やグループディスカッションで様々な事例や意見を共有し、合理的配慮について議論を深める非常に有意義な機会となりました。
実施後のアンケートでも参加者から高い評価をいただきました。
当日参加くださったみなさま、ありがとうございました。
資料等については、以下からご確認ください。
・当日資料

西村優紀美 氏(前 富山大学 保健管理センター 客員准教授)

林 宏昭 氏(関西大学 経済学部 教授/前 学生相談・支援センター長)

神藤典子 氏(関西大学 学生相談・支援センター)

藤原隆宏 氏(関西大学 学生相談・支援センター)

<上>閉会挨拶・藤田髙夫 氏(関西大学 文学部 教授/学生相談・支援センター長)<下>開会挨拶・岩﨑千晶(関西大学 教育推進部 教授/教育開発支援センター長)

<上>モデレーター・山田剛史(関西大学 教育推進部 教授)<下>司会・山田嘉徳(関西大学 教育推進部 准教授)