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2022.07.11

【報告】第27回 関西大学FDフォーラム 「学生の多様性に寄り添う大学授業における合理的配慮を考える」を開催しました。(7/9)

教育開発支援センターでは、79日に関西大学FDフォーラム「学生の多様性に寄り添う大学授業における合理的配慮を考える」を開催しました。(後援:関西大学学生相談・支援センター)

大学ではオンラインでの授業における学びや、アクティブラーニングの推進がされています。その一方で、アクティブラーニングでグループワークに参加することやオンラインでのディスカッションが苦手な学生も存在します。こうした学生の多様性に寄り添う大学授業にはどのような形があるのでしょうか。今回のFDフォーラムは、学生の多様性に寄り添う大学の授業における合理的配慮を考えることを目的に開催いたしました。

フォーラムでは、まず丸田伯子氏(一橋大学保健センター 教授)より、学生調査の結果や実例に基づいて、メンタルヘルス領域の支援ニーズを有する学生の支援状況、各種取組についてご講演をいただきました。次に、片岡美華氏(鹿児島大学教育学系 准教授)より、授業や実習の場で発生している様々な事例をもとに、支援の基本姿勢や、具体的な支援方法についてご講演をいただきました。加えて、近森聡氏(関西大学学生相談・支援センターコーディネーター)より、本学のアクティブラーニングにおける学生支援について話題提供をいただきました。

その後の全体討議では、山田剛史(関西大学教育推進部 教授)がモデレーターとなり、丸田先生、片岡先生に対して、ご講演内容や、視聴者から寄せられた質問に基づいて討議を行いました。講演内容をさらに掘り下げた事例報告や、ご意見をいただき、合理的配慮を考えるうえで、大変貴重な機会となりました。

当日の参加者数(最大時の視聴者数)は157名となり、実施後のアンケートでもみなさまから高い評価をいただきました。当日参加くださったみなさま、ありがとうございました。

資料等については、以下に掲載しておりますのでご査収くださいませ。

当日資料

いただいたご質問への回答

当日動画(学内限定公開)

アンケート結果(学内限定公開)

丸田伯子氏(一橋大学保健センター教授)

片岡美華氏(鹿児島大学教育学系 准教授)

近森聡氏(関西大学学生相談・支援センターコーディネーター)

モデレーター:山田剛史(関西大学教育推進部 教授)

全体討議の様子