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FACULTY OF BUSINESS DATA SCIENCE

本学部客員教授の中村利江氏による講演会を実施しました

 2026年6月15日(月)、吹田みらいキャンパスにて、ビジネスデータサイエンス学部 客員教授講演会を開催し、約300名の学生が参加しました。

 本講演では、エムスリー株式会社取締役/エムスリーソリューションズ株式会社 代表取締役の中村利江氏をお招きし、「医療現場のDX化の最新事例と、AIによるさらなる可能性」をテーマにご講演いただきました。医療やビジネスの現場で、AIがどのように活用されているのか、具体的な事例を交えてお話しいただきました。

 講演の冒頭では、中村氏が関西大学在学中に起業し、モーニングコールの事業を立ち上げた経験が紹介されました。その中で、「どのようなビジネスをするか」だけでなく、「なぜそれを行うのか」という目的やビジョンを持つことの重要性について示されました。
 続いて、身近な例として飲食業界の事例が紹介されました。従来の紙のチラシによる集客に比べ、オンライン化することで販売促進や電話対応時間の人件費などコストを抑えながら、より効果的に顧客に情報を届けられるようになったことが示されました。ご自身の子育て時の経験も活かしながら、時間がない中で効率よくサービスを届けるビジネスモデルの作り方をユーモラスに語られた場面では、参加者が多く頷く場面がありました。
 このようにDXは単なるデジタル化ではなく、経営そのものをより良くする取り組みであることがわかりやすく説明されました。

 医療分野では、「待ち時間が長い、事務作業が多くあり現場が疲弊している、現金しか支払いで使えない」など、誰もが経験している困りごとが多くあります。そこで、現在取り組まれている最先端のビジネスモデルの事例を一つ一つ熱弁されました。具体的には、患者の薬の履歴をアプリで確認できるサービスや、医師が診療や情報管理を一つのシステムで効率的に行え、診察時間の短縮や会計の簡素化、薬の宅配などの仕組みが紹介されました。これにより、負担やコストを減らしながら、より質の高い医療サービスの提供につながっている医療現場の紹介などでわかりやすく示されました。
 さらに、AIの活用は営業やマーケティングにも広がっています。蓄積されたデータをもとに、「必要としている人に、必要な情報を届ける」ことが可能になり、新たな出会いや機会を生み出しています。また、AIは短時間で結果を出せる「即時性」も大きな特徴です。
 一方で、「AIですべてが解決できるわけではない」という点も強調されました。AIを活用するためには、人の判断や工夫と組み合わせることが不可欠であり、「AIをどう使いこなすか」がこれからの重要なスキルになることが示されました。

 講演後には多くの学生から質問が寄せられ、活発な質疑応答が行われました。AIやデータサイエンスが社会や医療の現場でどのように役立っているのかを実感できる、非常に有意義な学びの機会となりました。Image (2).jpgImage (1).jpg

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