カリキュラムの特徴
カリキュラムの特徴
※2018年度より、新カリキュラムに変更となります。当ページは、近日中に更新します。本会計専門職大学院においては、(1)高度な職業会計人となるために国際教育基準で求められる水準の確保、(2)公益を意識した職業倫理観の醸成、(3)会計・監査(保証)・税務業務の高度化・拡大への対応、(4)将来の幅広い進路選択を可能とするキャリア支援、を基本方針としてカリキュラム体系を編成しています。これらの教育目標を達成させるべく、タテ糸として、本会計専門職大学院での専門職教育を受けるための前提となる導入科目群、その上で会計専門職のために必須となる基本科目群、会計専門職としての実務適応教育を行う発展科目群、そして会計専門職として突出した専門分野を養う応用科目群を置き、ヨコ糸として、会計専門職としてのベーシック・スキルとしての会計系科目4系統(財務会計、管理会計、監査、税務)と、アドバンスト・スキルとしての非会計系科目5系統(法律、経営、ファイナンス、行政、経済・IT)を配置しています。これらの系統別科目に加えて、各系統に属さない専門職業共通の科目として横断科目、個々の学生に応じた学習指導及びキャリア・プランニングを可能とする個別演習指導、研究指向の論文作成指導を行う修士論文科目、さらに監査法人・企業インターンシップを行うインターンシップ科目があります。

1.世界水準で通用する理論と実務に習熟した会計人の養成
「導入科目群」「基本科目群」「発展科目群」「応用科目群」といった段階的科目群を履修することで、会計の基礎を修了した者が、公認会計士資格取得に充分な知識とセンスを修得できます。そして、それだけにとどまらず、将来を見越した相応の専門的理論を修得することができます。
2.得意分野を持つ会計専門職の養成
競争優位のある会計専門職への飛躍を目指して、監査・会計の領域は当然とし、「財務の領域」「ITの領域」「法律の領域」「経営の領域」「行政の領域」を、カリキュラムに反映させています。会計専門職大学院生は、自分の個性・得意を活かした公認会計士をはじめとする会計専門職を目指して、戦略的に、実務的かつ理論的な知識を修得することができます。
3.学生指向の進路・学習指導
監査界や産業界などで活躍している、公認会計士の資格を持っている、それぞれの専門領域での第一人者と言われる、など、さまざまな個性的で能力の高い専任の教員が、会計専門職大学院生のニーズに応じて対応します。特に、学習上や将来設計に関する指導を、オフィスアワー等を利用し、個別に定期的に受けることができます。
教育の柱となる領域
会計・監査の教育を基礎として以下の5つの領域を持ちます。

カリキュラム体系
科目
- Basic Skills 4系統 (財務会計系、管理会計系、税務会計系、監査系)
- Advanced Skills 5系統 (法律系、経営系、ファイナンス系、行政系、経済・IT系)
- 横断科目
- 個別演習科目
- 修士論文科目
- インターンシップ科目
科目群
- 導入科目群(選択科目)…会計未修者のための導入教育
- 基本科目群(必修科目又は選択必修科目)…会計専門職のための基礎教育
- 発展科目群(選択必修科目)…会計専門職としての基礎的実務対応教育
- 応用科目群(選択科目)…会計専門職としての実践的実務適応教育