建築学科 木下 光 教授が公益財団法人日本デザイン振興会において2023年度グッドデザイン賞を受賞
氏名
木下 光
所属
環境都市工学部 建築学科
受賞年日
2023年10月05日
大会・団体名
公益財団法人日本デザイン振興会
受賞名
2023年度グッドデザイン賞
研究テーマ等
瓦・壁材/白釉薬瓦・瓦シャモット壁
賞の概要
瓦と壁材の研究開発を行い、それを用いた戸建住宅を設計・施工し、その屋根や室内温度を測定、分析することで、環境に貢献する素材開発を行い、2023年度グッドデザイン賞を受賞した。受賞企業は、関西大学、有限会社亀谷窯業、株式会社住まい工房集、木下建築研究所。 事業主体は木下光+有限会社亀谷窯業。プロデューサー は、木下光(関西大学)、ディレクターは、木下光(関西大学)+玉井悠嗣(住まい工房集 )+ 木下裕美子(木下建築研究所)+酒井保志(中川左官)、デザイナーは、木下光(関西大学)+亀谷典生(亀谷窯業)である。
以下は審査講評である。「新しい瓦の開発とその再利用方法を自前でつくり出したところが評価できる。
瓦は白釉瓦によって日射反射率を高めており、ますます気温が高くなる現在に置いて白いマットな瓦が新しい町の風景をつくり出せる可能性がある。
また、瓦はそもそも再利用が困難で土にも返りにくい素材であるが、自ら小型化した瓦粉砕機を制作し、廃棄瓦産業廃棄物とせず、自前で再利用できる仕組みを考え、シャモットを外壁の塗材に変化させているところが高く評価できる。」
詳細は、以下のサイトでみることができる。
https://www.g-mark.org/gallery/winners/14356