環境都市工学部

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理工学研究科 程再冉さんがナノファイバー学会において最優秀ポスター賞を受賞

氏名

程再冉

所属

理工学研究科 エネルギー・環境工学分野

受賞年日

2016年07月01日

大会・団体名

ナノファイバー学会

受賞名

最優秀ポスター賞

研究テーマ等

メソ孔性ナノ炭素材料ナノカーボンゲルの作製と電気二重層キャパシタ電極への応用

賞の概要

電気二重層キャパシタには高容量化,高レート特性化が求められている。マイクロ孔性(0 ~ 2 nm)活性炭は電気二重層キャパシタ電極材の主流であったが,近年メソ多孔質材が電極の非常に有望な代替材であると報告されている。本研究では調製工程で細孔構造が制御可能なメソ孔性(2 ~ 50 nm)ナノ炭素材料であるナノカーボンゲルを調製し,それを電極に用いて有機系電解液に対する電気化学特性の評価を行った。研究結果としては,有機系EDLC電極に用いた場合,ナノ炭素粒子で形成したネットワーク構造を持つメソ孔性カーボンゲルは,市販のマイクロ孔性活性炭より優れた電極材として期待できる。
ナノファイバー学会(会長 谷岡明彦 東工大)は,ナノファイバーに関連する学術調査・研究・普及・啓発の事業を通じて, ナノファイバーとその関連物質に関する研究の進展を促進し, 学術の発展及び技術の向上に寄与することを目的として2008年12月に発足した。ナノファイバー学会でナノファイバーとは,有機,無機,金属,炭素,生体等の材料から構成されるナノサイズファイバー及びナノ構造ファイバーを指し, 広義にはナノ空間,ナノコンポジット,ナノ構造体を対象として幅広く活動を行っている。

指導教員

中川 清晴

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