エネルギー・環境工学科 藤田浩輔さんが化学工学会学生発表会において優秀賞を受賞
氏名
藤田 浩輔
所属
環境都市工学部 エネルギー・環境工学科(分離システム工学研究室)
受賞年日
2013年03月02日
大会・団体名
第15回化学工学会学生発表会(北九州大会)
受賞名
優秀賞
研究テーマ等
水系におけるゼオライトイミダゾレート構造体の結晶成長と形態制御
賞の概要
<発表内容>
金属イオンと有機配位子の配位結合を経て合成される金属有機構造体(MOF)の一種であるZIFsは、高い構造安定性やデザイン性等の、ゼオライトとMOFの利点を併せ持つ多孔質材料として注目されている。一般的に、MOFは有機溶媒を用いたソルボサーマル法で合成されるのに対し、Sodalite構造を持つZIF-8は、室温下で水を溶媒として合成できることが報告されている。しかし、水系におけるZIF-8の結晶成長メカニズムやその形態制御は未だ十分に明らかになっていない。本研究ではZIF-8結晶の形態制御を目的とし、界面活性剤の添加や亜鉛源の反応性が粒子生成の速度、粒子径およびその形態に及ぼす影響を評価検討した。
<備考>
発表件数140件。学生が、研究成果の発表と闊達な討論を行うことにより、研究者あるいは技術者として堅実に成長する機会を提供することを目的とした発表会。
指導教員
三宅 義和 田中 俊輔