環境都市工学部

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理工学研究科 翁凱偉さんがThe 4rd Research Symposium on Petrochemical and Materials Technology and The 19th PPC Symposium on Petroleum‚ Petrochemicals‚ and PolymersにおいてGold Poster Presentation Awardを受賞

氏名

翁 凱偉

所属

理工学研究科 ソーシャルデザイン専攻専攻 エネルギー・環境工学分野(プロセスデザイン研究室)

受賞年日

2013年04月23日

大会・団体名

The 4rd Research Symposium on Petrochemical and Materials Technology and The 19th PPC Symposium on Petroleum‚ Petrochemicals‚ and Polymers

受賞名

Gold Poster Presentation Award

研究テーマ等

Decomposition of hydrofluorocarbon and perfluorocarbon gases on Ca type zeolites

賞の概要

 HFCおよびPFCは、主にエアコンの冷媒および半導体のエッチング剤として利用されている。HFCおよびPFCは高い地球温暖化係数を有しており、化学的に非常に安定なため、排出する際には分解処理が必要である。分解方法として湿式処理が多く検討されているが、分解時にフッ化水素が生成するため、フッ化水素の二次処理が必要である。従って、乾式条件における分解処理法が望ましいと考えられる。本研究では、乾式条件でゼオライトを反応剤としHFCの一種であるHFC-134a(分子式 CH2FCF3)の分解が可能であることを見出した。ゼオライトのカチオン種および結晶構造によって分解性が大きく異なる。また、HFC-134aに対し分解活性を有したゼオライトを用いて、より分解が困難であるPFCガス一種であるCF4の分解特性について検討した。HFC分解特性と異なり、PFCの分解はゼオライトの酸点に大きく依存することがわかった。以上の研究成果をポスター発表した。

 <The 4rd Research Symposium on Petrochemical and Materials Technology and The 19th PPC Symposium on Petroleum‚ Petrochemicals‚ and Polymersについて>
 当学会は主に石油化学、バイオケミカル、ポリマーに関する触媒反応、分離、プロセスシミュレーションなどに関する研究発表を行う学会である。研究成果発表(Oral Sessions and Poster Sessions)の件数は約120件であった。

指導教員

山本 秀樹

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