環境都市工学部 水本貴子さん・椹木莉帆さん・森本真生さん・松谷周哉さんが第15回「アーバンデザイン甲子園」において優秀賞を受賞
氏名
水本 貴子
椹木 莉帆
森本 真生
松谷 周哉
所属
環境都市工学部 建築学科 都市設計研究室
受賞年日
2024年12月07日
大会・団体名
第15回「アーバンデザイン甲子園」
受賞名
優秀賞
研究テーマ等
信楽 観光再生
賞の概要
近畿支部都市計画部会 主催
近畿圏の大学・大学院におけるアーバン・デザインや都市計画・まちづくりの演習、実践、卒業設計等の9作品(入選)を選考。
信楽町長野では陶磁器の大量生産のビジネスモデルに伴い、陶磁器産業が衰退していることと観光客の季節による偏りが多いことが課題とされる。そこで「信楽焼」「アカマツ」「馬」「お茶」を標高ごとに信楽を活かす4つの要素とし、すり鉢状の地形を活かした文化的景観を提案する。それぞれの要素の問題として近年、信楽焼ではコストや環境の問題から登り窯を使用することが減っていること、信楽のアカマツ林は松枯れや木割り業の後継者不足により放置され、廃れてしまう可能性があること、信楽には外厩施設が多くあるが全国的に引退した競走馬は行方がわからなくなることが多く、殺処分されている可能性があることが挙げられる。また信楽町朝宮の名産である茶畑を景観として取り入れる。「まちなか」「茶畑」「馬」の3つの提案に分け、馬を移動手段とし「ホーサビリティ」の高い散策路で繋ぎ、アカマツ、信楽焼、馬を循環させ、消費によるまち保全を進める。
指導教員
木下 光