理工学研究科 中田 真成さんが土木学会 「第50回岩盤力学に関するシンポジウム」において若手奨励賞を受賞
氏名
中田 真成
所属
理工学研究科 環境都市工学専攻 都市システム工学分野 地盤環境工学研究室
受賞年日
2024年01月12日
大会・団体名
土木学会 「第50回岩盤力学に関するシンポジウム」
受賞名
若手奨励賞
研究テーマ等
深層学習によるトンネル切羽岩盤の亀裂、風化評価及び支保パターン決定への適用に関する研究
賞の概要
岩盤力学委員は,土木学会の基本方針にしたがい,岩盤力学・岩盤工学に関する調査,研究を行い,岩盤力学・岩盤工学の発展に寄与することを目的として活動している団体である.
本大会は,土木学会(岩盤力学委員会)が主催,岩の力学連合会,資源・素材学会,地盤工学会,日本材料学会が共催で開かれた大会である.
主に画像認識の分野で用いられているConvolutional Neural Network(CNN)を山岳トンネル施工時の切羽岩盤評価に導入し,岩盤亀裂,岩盤風化評価を写真判定のみで行った.結果として,CNNは岩盤亀裂,風化共に高い水準で評価できることが明らかとなった.
岩盤風化面積を強調させた画像を解析に用いた点や,近年問題視されていたCNNの判断根拠を明確化した点などが評価され,若手奨励賞を受賞した.
【若手奨励賞】
学生,若手技術者/研究者(年度年齢35歳以下)を対象として,提出された原稿と発表の内容が非常に優れているものに贈られます.
(第50回対象者:1988年4月1日以降生まれ)
指導教員
楠見 晴重