1. TOP >
  2. 会報『葦』のご紹介 >
  3. 2023年夏号 No.185 >
  4. 大学と家庭をつなぐ「父母の一日大学」~2023(令和5)年度 教育後援会総会ルポ~

大学と家庭をつなぐ「父母の一日大学」
〜2023(令和5)年度 教育後援会総会ルポ〜
2023(令和5)年5月21日(日) 会報編集部
新緑の鮮やかな千里山キャンパスにて開催された教育後援会総会(於 千里山中央体育館)

5月21日(日)、関西大学教育後援会総会を開催しました。日本最大級の大学保護者会イベントには約5千人のご父母が参加され、会場となった千里山キャンパスは大いににぎわいました。
また、同日に「父母の一日大学」として、学部別教育懇談会や各種の相談コーナーをはじめ様ざまな催しを実施し、関西大学の現状と展望、またご子女の大学生活などについて理解を深めていただきました。

TOPICS

博物館特別展示室では、本学卒業生が研究に携わる「青谷弥生人」復顔像の展示とともに、青谷弥生人そっくりさん初代グランプリを獲得された吉田昌弘氏が来場者をお迎えされました。

新緑の千里山キャンパスで様ざまな催しをお楽しみいただきました

当日は、初夏を思わせる清々しい気候に恵まれ、新緑の鮮やかな千里山キャンパスに約5千名のご父母の皆さまが千里山キャンパスを訪れました。
午前中に中央体育館で行われた「教育後援会総会」では、昨年度は実施を見送った応援団の演舞や全員での学歌斉唱なども実施。西陽子元客員教授と谷保範氏による特別演奏もあり、多くの方々から好評をいただきました。
午後からの「学部別教育懇談会」では、ご子女が学ぶ各学部にわかれて今後の学生生活のことや就職活動のこと、留学についてなど、アクティブなテーマに熱心に耳を傾けるご父母の姿が多く見られました。
学生団体の催しでは、応援団の演舞、アカペラサークルとお笑いサークルのステージもあり、多くの方で賑わいました。また、関西大学博物館と鳥取県の共同開催展も見応えがあり、「青谷弥生人」そっくりさん初代グランプリを獲得された吉田昌弘氏も来学くださいました。様ざまな催しを通して、ご家庭での話題が広がる体験が充実した一日となりました。ご参加いただいた皆さまありがとうございました。

1Day University

教育後援会総会

「わが子の母校はわが母校」の思いを共有

1年間の事業および決算に関する報告の後、教育後援会会長を退任する山田泰正氏と新会長に就任する山本雅英氏による挨拶がありました。続いて、芝井敬司理事長、前田裕学長が登壇され、課外活動を支えるグラウンドやグローバル化に対応した新キャンパス構想など、今後の展望についてお話されました。

学部別教育懇談会

学びの特徴や就職状況・支援体制をご紹介

学部ごとの教室にわかれ、教育方針や学生生活の様子などをお伝えし、就職状況やそのサポート体制についても紹介しました。希望者は担当教員と個別相談をすることができ、単位修得・科目履修状況をみながら、今後の大学生活のアドバイスやご父母の皆さまのお悩みにもじっくりお答えしました。

自由見学

グラウンドや図書館、博物館など施設を開放

総合図書館や簡文館(博物館)、学舎内にある美術陶板なども自由に見学でき、約220万冊の蔵書を誇る総合図書館の企画展にも多くの方が訪れました。

各種相談コーナー

ご父母の皆さまの様ざまな相談に対応

新関西大学会館に設置された各種相談コーナーでは、就職、留学、教職や奨学金など様ざまなテーマでご父母の皆さまの疑問や質問にお答えしました。

学生団体による催し

関西大学応援団

マスクをせずに思い切り発声できる演舞は久々で、練習時からとても気合が入っていました。私たちの思いを全身全霊でお伝えします! 皆さまにもその情熱を感じていただきたいと思います。

商学部4年次生

学生団体による催し

関西大学アカペラサークル Brooklyn304

約150名が所属し、「一人ひとりが主人公」をスローガンに心に響くハーモニーをめざして活動しています。ご父母の皆さまもぜひ、私たちのパフォーマンスを楽しんでいただきたいです。

社会学部3年次生

取材を終えて…

昨年同様、たくさんの方々でキャンパスが賑わいました。キャンパスの随所でご父母の皆さまが笑顔で語る姿がとても印象的でした。パンデミック後の新しい社会に進んでいく今、わが子を見守り、支える、ご父母の皆さまと、学生を第一に考え、支える大学側との絆を深める素晴らしい時間がもてたのではないかと思います。

会報『葦』のご紹介