本誌の「180(秋冬)号」で、外国語学部3年次生の八木真里奈さんが、留学先のドイツからオンラインで前田裕学長と対談し、メディアに紹介されたことをレポートしました。その八木さんが、2月中旬に帰国しました。ドイツで1年間学ぶ予定だったのが4か月余りに短縮されましたが、中身の濃い留学だったようです。ご本人が現地で撮った写真をもとに、報告してもらいます。
ドイツ中部にある、ヨハネス・グーテンベルク大学マインツ校での4か月で最も感動的な出会いは、アナベル・ショッパーさんとの再会です。実は、この女性が八木さんをドイツ留学に駆り立てたのです。きっかけは、高校時代のニュージーランド留学です。そこで、八木さんはアナベルさんと知り合いました。「愛」を表現するさまざまなドイツ語を教えてくれ、それを八木さんがオウム返しに発音したら、「留学生の中で、あなたのドイツ語が一番素晴らしい。」と言ってくれたのです。すっかりその気になり、ドイツ留学に踏み切ったといいます。今回は、アナベルさんの住む町へ、電車で4時間かけて会いに行ったそうです(写真参照)。