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下宿生歓迎会、今年も大成功
─山ちゃんや学修コンシェルジュがエール─
教育後援会 会報編集部

「令和世代」の第一陣が入学した4月の千里山キャンパス。新入生約6,700人のうち大阪暮らしにまだ慣れていない下宿生のための「新入生歓迎の集い」(注1)が3日、百周年記念会館で行われました。
1回目の昨年より100人多い1,000人が参加。南海キャンディーズの山ちゃん(2001年、文学部卒)が新入生とトークイベントをしたり、今春から創設された学修コンシェルジュ40人も参加して、たこ焼きなどを食べながら新入生と楽しいやり取りを重ね、今年も大成功でした。

インスタパネルを使って記念撮影

歓迎会で友達が20人も

会場に一番乗りは商学部の宇佐美奈々さんら二人。宇佐美さんは静岡出身ですが、高校時代に関西出身の担任の先生が大阪のいいところをたくさん教えてくれたことから、関西の私大を狙ったといいます。その中で関西大学を志望したのは、公認会計士の資格を取りたいので、国家試験の合格率が高い本学に決めたといいます。歓迎会では同じ学部生らと早速アドレスの交換などをして、この日だけで約20人の友達が出来たそうです。

「天の声」で始まりました

他大学では類をみない歓迎会の冒頭に登場したのは「天の声」。スピーカーから「ご入学おめでとう…」との音声が流れ、司会の学生が「あれっ、どこかで聞いたような」。同時にホール前方のドアが開いて山里亮太さんが現れました。
壇上では、司会で朝日放送テレビ所属・朝日新聞大阪社会部記者の高橋大作さん、若手職員で学修コンシェルジュの新谷良宏さんと井口美咲さんの2人、新入生の守屋勇雅さん(政策創造学部)とケートプラカン彩愛さん(外国語学部)の計6人によるトークショーが始まりました。

山ちゃんと新入生との記念写真も
トークイベント

「ヤバイ奴が女子寮を…」

山ちゃんは男子専用の旧北斗寮(現、ドミトリー月が丘:女子寮)出身。その寮で3年後輩だったのが新谷さん。当時の寮の暮らしがよほど懐かしいのか、山ちゃんは「芸人になってからあるとき、ふと寮に寄ったの。そしたら近くの人に〝マスクかけたヤバイ奴が女子寮をのぞいてる〟と通報されて…」。女子寮に変わったのを知らなかったそうです。その寮に入ったケートプラカンさんに、「住み心地は?」と聞いたら、新谷さんがすかさず「驚きの情報」を。聞いた山ちゃんがのけぞりました。

「廊下も冷暖房完備です」
「エーっ」
「エレベーターがついてます」
「エーっ」
30分後、トークショーが終わって、ここで芝井敬司学長らが短く挨拶。高増明副学長らや、シンガー・ソングライターの花房真優さん(昨年経済学部卒)の演奏が、新入生を歓迎しました。

教員と学生らによる歓迎ライブ
シンガーソングライターの花房真優さん(校友)によるミニコンサート
乾杯の挨拶をする芝井学長

コンシェルジュからのアドバイス

この日のもうひとつの「隠し味」は、学修コンシェルジュ。若手職員が新入生の様々な相談にのる新たな試みです。
例えば外国語学部のテーブルに着いたケートプラカンさんの場合。「日本語は、特徴のある単語や固有名詞が出てくると意味が分からない。説明してくれる人がほしい」と打ち明けると、コンシェルジュの管財課・河野智美さんが「留学生の支援をしてくれる日本人学生がいます。教務センターか国際部で相談してみたら」とアドバイスしました。

料理を囲んで大盛り上り
みんなでたこ焼きパーティー

山ちゃんはこうした学修コンシェルジュについて「僕の場合は、寮生の先輩がいたからなんでも相談できる環境があったけど、どこに相談すればわからない学生にとっては素晴らしい仕組み。学生はすごく心強い。」と話しました。
歓迎会では在校生の保護者らが、「大阪の父」、「大阪の母」として新生活の案内役として一役買いました。(注2)

「大阪の母」たちも元気に参加
  • (注1)主催:関西大学、協賛:関西大学教育後援会、関西大学校友会、協力:関西大学生活協同組合
  • (注2)「大阪の父」、「大阪の母」のメンバーは、本会執行部役員および執行部役員の奥様(北靖久様、北昌子様、岡野新様、岡野香様、川本真澄様、上武敏一様、村岡美保様、中川由起子様、中條由紀子様、完山美樹様、山本千穂様、黒田恵子様、中山滋彦様、並河衣代様、安井昌子様、田原迫孝司様、吉村晴美様、井上朋彦様、吹田康雄様、遠藤晶子様、黒田和美様、野澤友秀様、野澤希様、廣瀬久美子様、横田英哲様)

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