2018.11.09
2018.11.08「蔵のとびらを開いてみれば -堺鉄砲鍛冶屋敷井上関右衛門家を未来へ-」を開催いたしました。
堺市北旅籠町西1丁に所在する井上家は江戸時代を通じて鉄砲生産に関わった家柄で、
江戸時代初期の建築である屋敷は、鉄砲の生産現場が残されている全国唯一の建物として、
堺市指定有形文化財(建造物)に指定されています。この井上家に伝わる鉄砲鍛冶関係の資料群は、
2015年から関西大学なにわ大阪研究センターと堺市の共同研究調査が進められています。
堺学シリーズ講演会第2回で藪田名誉教授がその研究成果をご報告し、306名の方にご参加いただきました。
江戸後期には斜陽化していたと考えられていた堺の鉄砲産業が、意外に隆盛だったことが分かったこと、
鉄砲鍛冶のビジネスの実態にせまることができる資料であることなどが報告されました。
【日時】平成30年11月8日(木) 14時45分から16時05分
【場所】大阪府立大学 中百舌鳥キャンパス Uホール白鷺
(〒599-8531 堺市中区学園町1-1)
【内容】蔵のとびらを開いてみれば
-堺鉄砲鍛冶屋敷井上関右衛門家を未来へ-